愛知牧場


 愛知県日進市にある愛知牧場
 東名高速道路の東郷パーキングのすぐ横(パーキングからは行けませんが)、近くには東郷ダム湖の愛知池があり、都会のそばながら目の前には風光明媚な景色が広がるのどかな場所。ここは一般に開放された観光牧場で、色々な動物とふれあったり、牛を眺めながらのんびりとした時間を過ごすのにはもってこいの場所。乗馬クラブやパターゴルフ場もある。

 
写真はかなり夕方。逆光になってしまいました。



数日間続いた秋雨の後、久々に青空が広がり、爽やかな秋風が吹いていた。
こんな日は俗世間を離れて牛と共にのんびりとした時間でも過ごそうかと思い出かけてみたが・・・



この日は世間では休日、よく行く平日と違って大変な賑わいを見せていました。なんでも半月ほど前にリニューアルしたんだそうな・・・。
だからこの混みようは恐らくメディアに取り上げられたに違いない。

 
こんなに人がたくさんいるのははじめて見た。




人と馬との見事な共存


なるほど、以前に比べて動物も増え、随分パワーアップしているような気がする。

 

どうぶつひろばではウサギや羊やヤギ、鹿などの動物とふれあう事ができる。
餌が売られていて、自由に食わかさす(食わせる)ことができるので餌マニアにはたまらない場所!




モル太郎?


ユキちゃんか?お前がユキちゃんか!?



鹿が「みぃぃぃぃぃ」って鳴いていた。
こうして見ると鹿という生き物は極めてに近いことがわかる。

 



ん?

 

ここから中は有料なのか?

以前はなかったこのコーナー。
まあ管理も大変でしょうから、そのくらい喜んで払いましょう!


!?

あっ、おまえは・・・



  
なんか他人とは思えませんなぁ・・・





ん?

餌が欲しいのか?
そーかそーか、
かわいいやつだなあ・・・





 

うわ・・・





うわあああ・・・





ちょ、ちょっと・・・






「ぷちゃぷちゃぷちゃ!」

っていうのよ・・・

干し草を固めたような乾いた餌だというのに、何なのこの音は!?







それにしても・・・


なぜかここは実に落ち着く。

ただいま・・・

母さん、今日からここのうちの子になるよ。

そういえばこの囲いの中には糞が一箇所に固められていて、そのほかの場所は全然汚れていなかった。
どうやら場所を決めているらしい。噂通り、この人たちはきれい好きというのは本当かもしれない。



あ、一匹逃げた。


 かつて園内にはたくさんの鶏がうろうろしていたが、鳥インフルエンザの影響か、ほとんど見かけなくなってしまっていた。わずかに残る鳥たちもふれあうことができずちょっと残念。

 
鶏さんも柵の向こう側。

 張り紙がしてあったが、最近園内に動物を捨ててゆく不届きな輩がいるそうで、残念ながらこの牧場でも捨てられた動物は飼う事ができず、保健所送りにするそうです。
 飼い主は責任を持って動物を飼い、飼えないのなら新しい貰い手をさがすか、かわいそうだが自らの手で保健所送りにするしかないでしょう。それが飼い主の責任だと思います。


乗馬クラブの馬舎では間近に馬とふれあう事ができる。

 
馬は顔がでかいよ



休日ともなれば朝から入れ替わり立ち替わり人々が鼻先を撫でてゆくので、いい加減昼過ぎになるとご機嫌ナナメになっている。

「さわるんじゃねぇぇぇぇぇ!」

もちろんおとなしい馬もいる。
もともと馬は人懐こいが、たまに不機嫌な馬に噛まれることがある。




すぐ近くには立ち入り禁止の馬舎もあった。
防疫のため一般者の立ち入りはできないが、外から見ることはできる。


妙にさびしそう・・・



ちょうど夕方の餌の時間、餌のお姉さん(お姉さんが餌じゃないよ)が来ると、馬たちは興奮してブヒンブヒン喚きながら首をぶんぶん振り回していました。

どこかで見たような光景。


奥のほうの馬が大変なことに!


生後間もない子牛がいました。母牛は年中乳を搾るわけだから、定期的に子牛が生まれてゆくようにしているのでしょう。

 



 
牛は「はふんー」って鼻息がすごい

牛は店の玄関前に盛っておいて舐めさせるほどが大好き。

だから汗をかいて塩味の人の手をしきりに舐めたがります。

※昔、貴族の乗った牛車の牛が好物の塩を舐めるために店の前に立ち止まると縁起がよいということから始まって、客を呼ぶおまじないとされている。

 
おまえ大丈夫か?何故にそんなに白目を剥く?





お?

げっ!

凄い吸い付き!
まだ子牛なのでなにかと吸いたがります。


牛の前歯は下しかないので噛まれても痛くはないが、調子に乗って指を奥まで吸わすと奥歯に噛まれることがあります
さすが草食だけあって生後すぐでも立派な奥歯があります。
以前噛まれたことがあるが、シャレにならないくらい痛かった



おまえらも牡牛だったら肉牛として間もなくドナドナされてしまうんだろうなあ・・・




搾乳室という建物があります。彼女たちは夕方ここで乳を搾り取られます。

 
建物の二階からこの様子を見ることができる。



大量の牛たちが並んで搾乳を待っていて順番に行う。
みんないつもの様子なので実に順調な流れ作業だ。


極めて牧歌的な搾乳風景


夕暮れ時、搾乳を終えた牛たちは食事の時間。


極めて平和的風景



その間に牛舎のお掃除。
大量の糞はベルトフンベアによって自動的に集められていました。

これも大事な資源です。大切に運ばれていきます。



  
さようなら〜




あちらこちら、至る所で係りの人たちが忙しそうに働いていました。
これだけたくさんの動物の世話は大変だろうなあ・・・動物は年中無休だし。


レストハウスや土産物屋にはたくさんの乳製品や肉製品が売られている。

 
乳製品はともかくとして・・・肉ですか?

でも買いました・・・
美味でした・・・



ここに来ると名物のソフトクリームは欠かせない。

 
ところでなぜメガネをかけている?




美味!

凄く濃厚な味!
あまりの美味に、つい食いすぎてしまうので注意!




追加・・・2009年2月現在、残念ながら仕切りが設けられ、豚や馬とは触れ合うことができないようになっておりました。


おまけ

おみやげコーナーにて


何かを見つけた様子


かなり異様・・・


よその子が怪訝そうに見に来た。


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