折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究


油揚げ料理


おちょぼさんに行ったときに大量にいただいてきた油揚げ。

岐阜県にある千代保稲荷神社はお供えが油揚げで、運がよければお下がりの油揚げをいただいて帰れる。




一つ一つ藁を外してゆく。




数えてみるとこの一袋に27枚もあった。

どっさり山盛り油揚げ。




一つ一つは小さいとはいえ27枚。夫婦二人ではなかなか多い。

すでにカピカピにはなってはいるものの、高温の油で揚げているので早々腐るものでもあるまい。

とは言えそう長持ちする訳ではないと思うので、なるべく早くにいただいてしまわねば。




というわけで油揚げ生活が始まった。

果たして無事に食べきれるのだろうか?




まずはオーソドックスに味噌汁。

 

うむ、ごく普通の油揚げの味噌汁である。




こう言ってはなんだが、揚げ自体は特別美味というわけでもなく、ごくごく普通の油揚げだ。

ほんのりとワラの香りがするのがなんともよい。




油揚げと言ったらやはりきつねうどんでしょう。

だし、しょうゆ、みりんで甘く煮付ける。




出来たお揚げははうどんに載せたいところだが、今日はご飯の上にパイルダーオン!

唐辛子と刻みネギを散らせばキツネ丼のできあがり。



味は想像通り、まんまきつねうどんの味がする。
うどん部分がご飯になっただけなので当たり前だが、これはこれで美味。





またある時は細かく刻んでチャーハンに。

 

そもそも油料理だし、癖もないのでどんな料理にも合う。





焼き肉のタレを塗って、オーブンでほんの焦げ目をつける程度に炙ってみた。

おお、なかなか美味い。




元々カピカピだった揚げがパリパリになって、スナック菓子のような感覚。

ビールのおつまみにとってもいいかもしれない。




最後はやはり定番中の定番きつねうどん。

冷凍してあった分を解凍して載せる。
天かすも肉も全部載せだけど。




と、いろいろやっているうちに、あれほどあった揚げはあっという間になくなってしまいました。


今までないような創作料理とか考えてみようかと思ったが、結局普通の料理に。


基本的にどんな料理にも合う。







さて、油揚げというからには油で揚げている料理なのは知っている。




原料はおなじみの豆腐。




しかも固い木綿豆腐




薄くスライスしたこいつを水切りして油で揚げればぶわーと膨らんで油揚げになるのよね。




できた!

ん?



どう見ても厚揚げです、ありがとうございました。




もしかして油揚げ、難しい!?





果たして油揚げを自作できるのか!?次回へ続く


油揚げが膨らまない!


(2019.1.15)


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