折々のお料理
飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究 |
チーズちくわは美味である
いきなり美味であると断言されても困る人も多いと思う。
個人の好みもあるので、誰もが共感してくれるわけではないとは思うが、要はしぶーのはチーズちくわが大好物なのだった。
コンビニで売られているこのチーズちくわ、少々割高ではあるが携帯用のつまみとしては非常に優秀である。
真ん中のやつね
外呑みのすすめにも出てきた携帯つまみの決定版(当社調べ)。
このチーズちくわは密閉パックのため常温保存が利き、家やかばんの中に常備しておくことができる。
結構腹にも溜まり、みっちりとたんぱく質なのでつまみにはもってこいだ。
そんなチーズちくわ、これ以外のものもスーパーやコンビニで多数売られている。
さて、冷蔵庫を漁るとちくわが数本、板チーズがあった。
まあ別々に食しても結局チーズちくわになるのだが、ここはひとつ自家製チーズちくわといきますか。
板状のチーズをちくわの穴に通すなどとんちめいているが、難しいことは考えずに切れ目を入れてしまえばいい。
うーん、なんかヴォルフキラー。
うんうん、りっぱなチーズちくわの出来上がりである。
このようにちくわの穴には梅だのきゅうりだの様々なものがぶち込まれる運命なのだ。
チーズちくわといえばこの本家本元を忘れるわけにはゆくまい。
チーズちくわの略でもあるチーちくは紀文の登録商標らしい。
紀文のサイトによると1996年からあったらしい。知らんかった。
辛子明太子入りチーちくは旨そう。けど近所に売ってない。
小ぶりのちくわが行儀よく五つ並んでいる。
庶民にはちょっと高級なおつまみといった感覚。
ってあれ、チーズねぇがや。
なんということでしょう、一番狙われやすい穴ががら空きではないか。
そんなに無防備でいいのか。
ぜってーおかしいだろ!?
どこに入ってんだよこれ。
なんで穴になくてそこにあるのだ?
ということはちくわの穴に何かを詰めると同様、チーちくの穴に何かを詰めるという無限の可能性を秘めた食品ということになる。
ちなにみお味のほうはというと・・・
クリーミーなカマンベールチーズがぶじゅっとはじけるような食感、たいへん美味。
上手く例えられないがジューシーで生のチーズちくわといってもいいかもしれない。
なるほど、ロングセラーの所以である。
(2018.6.20)