折々のお料理
飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究 |
台所ゴミ減量作戦!
毎日料理をしていれば必ず出てくるのがゴミ。
ゴミと一言で言っても住んでいる地域によりきちんと分別があり、それは大切な資源だったりもします。
しぶーのの生息する鯱の国ではゴミ出しの分別はわりと厳しく、決められた日に決められたように出さなければならない。
紙くずやビニールプラスチック容器が資源に分類されると残ったものは少量の下ごしらえで出る食べられない部分のみ。
可燃ごみはほんの少しになる。
そんでもって大量に出てくるのがこの容器。
ビニール袋に貯めること4袋。
最近のスーパーは過剰包装ではないかというくらいこの容器が多い。
実に家庭のゴミのほとんどがこの容器ではないだろうか?
流しにぶちまけてみました。
ビニール袋だったり豆腐や納豆のパック、肉や魚や惣菜の入っていたパックパックパック!
これらのゴミ(資源)は、決められた日に決められた所に出せば自動的になくなっている。
行政もしくは委託業者が回収してくれる。
なんと親切で便利な仕組みだが、それはタダではない。
税金でまかなわれており、指定のゴミ袋で出す以上いくらかのコストがかかっている。
つまりそのゴミが多ければ多いほど無駄にお金がかかってしまうのだ。
というわけで、どれだけゴミを減らせるか!?作戦!
このようなビニール袋はギュッとつぶせば小さくなる。
しかし手を離せばもわーんと復活してくる。
この弾力と復元力がなかなか侮れない。
だたでさえ限りあるゴミ袋のスペースを見事に占有してしまう。
そう、ゴミを減らすといっても、ゴミ自体の量を減らすのではな、出来るだけ体積を小さくするという試み。
きゅっと縛ってまとめてしまいました。
小さなビニール類は、このようなカップ状の容器に詰める詰める。
このようなカップのそのまま捨てれば中は空洞、かなりのスペースを占有してしまう。
実際に詰めてみると結構な量がはいることがわかる。
ビニール系のゴミを出す時には袋ではなくて小さなボトル状の器にすればいいのに。
しかし手を離すとモワーン。
ビニール袋でふんじばってしまいました。
まずはビニール系の弾力のあるものを小さくまとめました。
さて残ったのは・・・。
ビニール類がなくなっただけで随分少なくなった気がしますが・・・。
それでも大量に残ったのはスーパーの食品パック類。
わずか2週間ほどの買い物で、内容に見合わないほどの大量のパックの山である。
今回は実験のため意図的に溜め込んでいます。
もちろんすべて洗ってあります。
しかし、普通に暮らしていてこの容器が見る見る溜まってゆくのは何とかならんのだろうか?
発泡スチロールが主だが、この発泡スチロールはほとんどが空気であり、専門の処理場で処理すれば驚くほど小さくなる(とテレビで見たことがある)。
さすがに家庭では溶解するのは難しいので、できるだけ平面に近く細かくして間に含む隙間を減らして出すしかない。
こんな時に活躍するのはキッチンバサミ。
通常のハサミに加えてフタオープナーなどの機能が備わっているが、特筆すべき点は普通のハサミに比べ非常にゴツイ出来になっている。
切れ味も鋭く、ぜひとも揃えておくといいキッチン用品だ。
少々値が張るが、ぜひとも国産の頑丈なものがオススメ。
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パックのような3次元的なものは重ねると小さくなるが、形が違うものが重なると容積を圧迫する。
出来るだけ平面に近い状態まで解体してしまいましょう!
納豆パックもこの通り!
発泡スチロールは手でちぎった方が早かった。
ケチャップボトルも中は空洞、開いて平らにしてしまえ。
プリンのカップのような硬いものも楽々。
こうして地道に解体することすること15分。
流しに一杯あったゴミたちは一体どのくらいに減ったのか?
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あららら、あんなに一杯あったのに、たったのこれだけに。
ということはあのままゴミ袋に詰めたらほとんどが空洞だったということか。
空気を出すのにお金をかける、都会的暮らしは矛盾に満ちている。
最初にまとめたビニール類の一緒にまとめると、小さなビニール袋1つに楽々入ってしまいました。
結果、容量は4分の1以下になった。
重量を量って比べようかとも思ったがよく考えたら重量は変わらないはずである。
捨てる時にちょっと工夫をすればかなりの減量(容積が)になり、ゴミ出しの回数が減らすことが出来ることかわかった。
実際にはこれだけのパックを解体する手間と、ゴミを出すまでの間おいておくことを考えると、パックの汚れをよほどきれいにしないと悪臭の原因になるので、洗う手間も水道代もかかる。
単純に節約と考えると本末転倒になる可能性もあるので難しいところだ。
ようやく流しが片付いたので、さっそくインコが水を飲みに来た。