折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究

ほうれん草の中華風和え


近所のスーパーでほうれん草が安かった。



青々とした濃い野菜は見るからに体によさそう、年間通して売られていて定期的に安売りされているので助かる。

(本来の旬は冬だそうだ。)


色々な料理に使えて便利だが、今日は特に簡単で便利なおひたしを作ってみるべし。

おひたしの定義は本来なら出し汁にひたす調理法だが、要は湯がいてから味付けしたという広い意味で。




根元の砂を洗った後、煮立った湯を張った鍋でゆがく。

むむむ・・・鍋に対してでかいのなんの。




半ば無理やり押し込んで茹でる。

軽く煮立ててほんの数十秒、しなんとしたら火から上げて流水にさらす。




根元に砂が残っていることもあるのでしっかりゆすいで軽くしぼって水揚げ。




適当な長さに切り、拳でぎゅっと水気を切るとこんなに小さくなってしまいました。

考え方を変えれば、アレだけの量が茹でれば食べれてしまうということか。




この状態で冷蔵庫に入れておけば2〜3日は持つ。

これがまたすこぶる便利なのだ。

おかずの中で緑黄色野菜を増やしたいと考えた時、このほうれん草は申し分なく立派な一品となる。




鰹節をのっけてしょうゆをかけるもよし。



胡麻和えにするもよし。



味噌汁に入れるもアリ。

あらかじめ茹でておいたほうれん草を食べる直前に入れれば、鮮やかな緑色のほうれん草の味噌汁ができる。




時間が経って残念な色になったほうれん草。

すっかり柔らかくなって、もはや見た目わかめと化している。

ただし味は美味いのだが。




フライパンでベーコンなどの肉系と炒めるのもアリ。
火は通っているのでほんの少し炒めるだけで完成、とても便利。

こうするとメインおかずの原料にもなりうる。


このほうれん草の湯がいたやつ、やはり一番の特徴はその後の調理の手軽さが最もな売りだ。


メインおかず以外の副菜一品料理は、あまり手間のかからないものにしたい。


これが本音。





さて今日はこのほうれん草のおひたし、中華風にしてみましょう。


器にごま油小さじ1、中華風調味料ほんの少し。

こいつは意外と塩味がきついので少しずつ足します。




お好みでにんにく少々。




さっき茹でたほうれん草を半分ほど和えます。

残りはタッパーに入れて冷蔵庫で保管用。


特に難しいところもなく、ただ和えるだけ。
ごま油をかけただけでも中華風に思えてくる。




軽く一味を降ればピリッと辛い「ほうれん草の中華風和え」の出来上がり!

翌日も仕事なのでにんにくは控えめにしたが、お好みで増やすのもよろし!


調味料さえ揃っていれば驚くほど簡単だが、なかなか完成度が高い。

ごはんのおかずにもビールのつまみにもなる。


(2017.3.5)


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