折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究

簡単そば


夜中に腹が減った、今日のメシはあっさり済ませたいという時などに、そばは最適。
手軽に短時間に作れてカロリーも低い。とりあえず空腹をしのぐ為に買い置きしておいて損はない。


そばは凝りだしたらきりがないほど奥が深い。
そば好きは休日になるとあちこちの蕎麦屋を渡り歩き、果てはそばの名産地まで旅行を兼ねて訪ねてしまうほど熱心な人もいる。


と、そこまで考えずに、自宅で気軽に作って食するのもまた一興。
さらに今回のルールは「出来るだけ簡単に、手間をかけずに、時間をかけずに」ということにします。







まず準備する物。

そば
当然これがなければ始まらない。生めんでも乾めんでもいいのだが、今回出来るだけ簡単バージョン、あえてゆでそばを使いました。一玉数十円と値段も手頃で、冷蔵庫に放り込んでおいても損はない。
めんつゆ
かけそばにするので濃縮タイプにしました。濃縮タイプはめんつゆとしての使い方のほかに煮物や鍋のだしや冷奴などに味しょうゆとして使えるから便利だ。
具材
として乾燥ねぎ。もちろん生ねぎでもOK。乾燥ねぎなら保存も利き、ラーメンや味噌汁などにそのまま放り込めばいいので何かと重宝します。味は生に比べ若干劣りますが・・・。その他、乾燥わかめ、油揚げなど冷蔵庫の中にあるものなら何でも活用してしまいましょう。
どんぶり
本当にイザとなったら鍋で直接食えばいいので鍋かどんぶりかどちらかでもOK。

どんぶりがあれば湯を沸かすだけなのでヤカンでもいい。

途中でそばをほぐすのに重要なアイテム。完成後はこれを使って食することも出来る。
あと贅沢を言えば薬味として唐辛子があれば万々歳。




工程1

鍋で湯を沸かします。およそどんぶり2杯分くらい。

この鍋は湯を沸かすだけなので使い終わって洗う必要もありません。ヤカンでもOK。




工程2

どんぶりにそばをぶちまけ、そこに熱湯を注ぎ箸でほぐしておきます。
 
この作業で固まったそばをほぐし、どんぶりを暖めておきます。
この麺はすでに火が通っているので暖めるだけ。
1〜2分ほどで充分。




工程3

先ほどのどんぶりの中のお湯を流しに捨てます。

この時、流しが「ベッコン」といいますが気にしないこと。
あまり深追いすると流しにそばをぶちまく恐れがあるので適当でよい。




工程4

先ほどお湯を捨てたどんぶりに鍋の残りの湯を注ぎ、めんつゆをぶち込みます。
お湯とめんつゆの割合は味見をしながら少しずつ足してゆくと失敗が防げる。

薄める湯の量は濃縮度合いによります。
とりあえず今回は鰹ダシとか昆布ダシとか椎茸ダシとか気にしてはいけません。




工程5

薬味に乾燥ねぎ、乾燥わかめなどのお好みの具を放り込む。
なければなしでも構いません。
 

以上おわり。





面倒ならば、工程2と工程3を省いていきなり工程4からスタートでも出来ます。
多少ぬるくなりますが・・・。

(茹で麺は保存のためか酢のにおいがするので工程2〜3は省略しないほうがいいのだが・・・)




考えられる失敗の傾向と対策
つゆが薄すぎた→めんつゆを足す
つゆが濃すぎた→お湯を足す
どんぶりがあふれた→あふれたつゆはあきらめる
流しにそばをぶちまけた→拾って食う


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