折々のお料理
飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究 |
おでん缶は夏でも売られているのか?
以前、夜ダム(深夜の愉しみ参照)の帰りに訪れた矢作第二ダムのすぐ下流にある売店。
ここの自販機にはおでんの缶詰が売られていた。
このすぐ奥には矢作第二ダム。
あの時には寒い最中、暖かいおでんが自販機で売られていることに違和感がなかったのだが、今は真夏。
自販機といえば冬にHOTのコーヒーが売られていても夏には冷やされている。
コーンポタージュやしるこの缶は冬の風物詩でもあり、夏には違った商品が入っていることが多い。
冷やししるこ美味いんだけどね。
普通のジュースの自販機の1スペース売られていたなら、別の商品に入れ替えることが出来る。
たしかおでんの自販機は独立していて、似たような商品群しか入れていなかったような気がする。
まるでおでん缶専用みたいな独立した機械だったような・・・。
そこで、この猛暑の最中、おでんは果たして売られているのか否か?
真夏も変わらずアツアツなのか、自販機自体が止められているのか、はたまた夏は冷やしおでんになっているのか?
(んなアホな!)
一連の自販機群。
夜中にこの明かりを見るとほっとする。
一番奥のヤツ。
ん?電気が消えている。
もしかしてやってない?
電気はついてないけど販売中は点灯。
しかもHOTのまま。
上段の怪しげな栄養ドリンクはコールドで、中段下段はHOTで。
おでん缶はこの猛暑の中でも売られていました!
時は日没直後。
自販機の明かりに集まる虫が飛び回る中、接近するのも容易ではない。
その虫を狙って大量の蜘蛛の巣が張り付いている。
夏の自販機は過酷だ。
しっかしこの暑い最中、買うヤツはいるのだろうか?
いました。
300円でラーメン缶を買ってみました。
あちあち・・・。
この暑い中、見事に暖められています。
一時代昔に話題なったラーメン缶。
実は初めて食います。
頼りない折りたたみ式のフォークがついています。
無理をすればいかにもポキッといきそうなフォークだが・・・。
おお、食える食える。
缶詰でラーメンと聞くと一体どんな状態なのか想像もつかないが、麺はこんにゃく製、ラーメンというよりシラタキと言ったほうが近いかもしれない。
意外と薄味、カロリーは低そうだ。
さて・・・・
その場で食う。
大自然の中で食う。
格別。
この奇妙な光景の中、幸い一台の車も通りませんでした。