折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究

和風バター蒸し


以前、アルミホイルを使って白身魚を蒸した料理がありました。
その時にはシンプルに魚のみの料理だったが、色々なレシピを調べてみるとシメジや野菜などを加えたバリエーションもたくさん出てくる。

今回はちょっと具を加えて、さらに手間を惜しんだ料理にチャレンジ!!




電子レンジ。


年賀状の撮影に使った蛇がまだ乗ってる。

人類が偉大なる英知を結集して発明した近代調理器。
電磁波により強制的に分子を振動させ、瞬く間に物を暖める恐るべきマシーン。

そう、この文明の火を使ってさらに横着をしてしまうのだ。




今回はアルミホイルではなくグラタン皿を使います。
大きさといい深さといいちょうどいい。

電子レンジで加熱するので当然アルミホイルはご法度だ。

そういえば昔、田舎育ちで周りのみんなも含めて「銀紙」と呼んでいたが、転校した先では誰にも通じず大いにショックを受けた覚えがある。
まあどうでもいいことではあるが。




グラタン皿に薄切りのかぼちゃ、にんじんを敷きます。
魚と同じ時間で火が通らないので出来るだけ薄く切ります。

準備が出来たらその上に白身魚をパイルダーオン!




しめじ、えのきをトッピング。




その上にバターを少々。

出すぎた。




あとはラップをして近代機器でチンすればいいだけなのだが、この状態で冷蔵庫に保存しておくことが出来る。




実はこのアイディア、とあるスパーにて実際に売られていたメニューの真似。

同じように野菜と魚がセットされてバターとポン酢ともみじおろしが付属してあとはチンするだけというお手軽料理。

材料さえ揃えば簡単に再現が可能、しかも火を使わないので子供でも出来る。





文明の電波を浴びせること数分。




できました!

もみじおろしとポン酢で絶品!







ちょっと別のアレンジもしてみましょう。




かぼちゃにんじん、そしてもやし。




今回メインの具は豚肉。

豚ともやしはよく合う。
本人が言うのだから間違いない!




同じように周りにしめじとえのきを乗せてラップをしてチン!




これもポン酢ともみじおろしがよく合う。

肉の重なっていたのでみんなお友達になってしまった。
剥がして食せばいいのだけども、間に野菜を挟むなどすれば解決するのかな?




しかし予想以上に肉が縮む縮む

メインのおかずにするには少々物足りず、肉をもっともっとたくさん食べたい。
グラタン皿といわずに、このまま土鍋でやってもいいとすら思う。


しかし旅館で数多い中の一品として出てきても遜色ないクオリティ。


美味!

(2014.2.21)


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