折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究

焼きもろこし


旬の食材は安くて美味い。


スーパーに大量に山積みされて種類も豊富、閉店近くなると処分価格で投げ売りされている。

日ごろ安いものを狙って生活していると、知らず知らずに季節感が養われてゆく。




本格的夏も始まるこの時期、とうもろこしが旬だ。

焼きもろこしは縁日夜店の定番中の定番だが、家庭で楽しまないのはもったいない。



早速、準備万端で望むとしましょうか!

しょうゆ、筆(料理刷毛のかわり)、皿、ビール(もどき)、糸ようじ(必需品)。




バリバリと毛を毟ります。

毛を毟るという行為、男は若干躊躇う。



五徳嵩上げ計画で作った針金で網をセット、皮をむいたとうもろこしをそのまま炙っていきます。

(以前は念のため一度ボイルしたが、そのまま炙っても大丈夫なようです)

部分的に焦がさないように時々回しながら、中火くらいで炙っていきます。




パチパチと音がしだして香ばしい香りが漂ってきました。




ある程度焦げ目がついたら全体にうっすらとしょうゆを塗っていきます。

けっこう粒の間に入ってゆくので丁寧に塗ります。
塗りすぎると滴ってコンロの周りがしょうゆだらけになる。




しょうゆを塗ったらわざわざ換気扇を止めて、ほんの少し炙って完成!

換気扇止めたので暑くてたまらんが部屋中が香ばしい香りで包まれます。




汗をかきながら、熱々の焼きもろこしとキンキンに冷えたビール(もどき)で乾杯。

♪夏の夜の楽しいひと時の始まり始まり〜。




この時期、売り場には何種類ものとうもろこしが売られている。

今回わざわざ産地が違う2本をチョイスしてみたが、それぞれ味が違って面白い!


(2016.7.16)


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