名鉄資料館


名鉄とは・・・

 名古屋鉄道株式会社の略。創業明治27年、設立大正10年。その名の通り、名古屋を中心に鉄道やバスを幅広く運行する老舗の鉄道会社。トレードマークの前展望式パノラマカーはマニアの間でも人気が高い。名古屋市内の地下鉄と並び、中部地域の重要な足として幅広く親しまれている。地元民による正しい発音は「めいてつ」ではなくて「めーてつ」


スカーレット色の電車が特徴的。


この日は嫁が知り合いの鉄ヲタの人にお誘いを受けたので、一緒に岐阜県可児市にある名鉄資料館へ行ってきました。
嫁は仕事に行くのに月3回ほど乗っているうちに名鉄が好きになったのだそうな。

ええ、ええ、あたくしも電車好きですとも!

せっかく行くのなら、気分を高め、とことん鉄分を増やしてミーハーになってしまいましょう!



信号萌え〜!  碍子萌え〜!

 
小犬?小牧線、犬山線ということでしょう。上は広見線か。

ポイント萌え〜!  ズリズリ萌え〜!

 



・・・・・・。


注・・・この中に一つだけ名古屋市営団地下鉄の写真が混じっています。


犬山駅から可児行きに乗り換え、トマト色の電車に揺られながら、景色はどんどん田舎になってゆく。
いいですなあ〜。



日本ライン今渡という駅で降ります。


もうどこから見ても駅。かなり駅。模範的駅。



駅からタクシーで5分ほど、名鉄資料館に到着!


どーん!



早速車輪がお出迎え。直径80cmくらいあります。
妙に錆びている。

名鉄資料館の見学にはあらかじめ予約が要るが、鉄ヲタの方が素晴らしい手際のよさですべてやってくださっていました。感謝。



中には名鉄の歴史や記念乗車券など、貴重な資料がたくさん展示されています。

 

奥の部屋には名鉄線で実際に使われていた品々が所狭しと並んでいます。

 

遠方から遥々、何度も足を運ぶ熱心なファンもいるそうです。




こんな椅子、家の窓辺にあったらいいな。




制服萌え〜?



館内にはなぜか「電○でGO!」が・・・。
数人の若者が熱心にやっていたが、この建物の横には名鉄の研修センターがあって、この人たちは運転手の卵だとか。




特急電車の前につくエンブレムと方向板。

 
「Phoenix=不死鳥」とは初代パノラマカーの愛称。
万一の事故に備えて、車両全面にダンプカーをも跳ね飛ばすほどの油圧ダンパーを搭載していました。


妙に裏側が気になったりして・・・。



何故かぴったりはまってみました。


様々なレールも展示されてました。レールにこんなに種類があるとは知りませんでした。
○○Kgと分類されているのは1mあたりの重さだそうです。

 
(妙な物が所々に写っていますが、大きさの比較用です。)



鉄道の車輪は車軸によって左右一対が固定されています。
カーブを曲がる際、このレールとフランジのある車輪(内側に縁がついて外に行くほど直径が小さくなっている)の形状によって内輪差が軽減されている。


つくづくよく考えられている・・・。



さすが良質の鉄の塊、かなり重いです。

調子に乗ってレールを抱えて写真を撮っていたが、後になって気づいたが小さく「手を触れないでください」との文字が・・・

すみませんでした〜!






CTC制御盤というらしい。
置いてある長い巻物のような紙は・・・
いわゆる点と線というやつか・・・




おんや?

何気に文鎮に使われているのは架線ではないか!


架線に触れる機会なんぞ滅多にない!
断面からして銅製?ずしっと重い。

(だから手を触れてはいけませんぜ!)




台車やパンタグラフも展示されていました。
本物を間近で見ることはまずないでしょう。でかいの何の・・・。

 



軌道自転車というらしい。

昔、保線の際にはこれで資材を運搬をしたとか。
これで廃線跡を走ったら楽しそうだ!


夕暮れ時にバスを待つ。下町情緒あふれる光景。


今でこそ踏み切りはほとんど電子音になりましたが、かつて名鉄線も少し田舎の線になると踏み切りのポールの上にが乗っていました。

 

 チロンチロンと何ともいえぬ哀愁のある音を奏でていました。

鉄製、アルミ製、真ちゅう製と種類があり、確かに音色が違う。知らなかった・・・。



腕木式信号機。近くで見るとでかいよ。


前照灯。でかい!




駅名の看板まであった。




「タブレット閉そく器」というらしいが、鉄ヲタの人の説明では、「一つの区間に列車が混在しない為の通行手形みたいな物」らしい。

昔、近所の駅で貨物列車が通過する際に、駅員と運転手が大きな輪っかを受け渡ししていたのを見たことがあるが、それだろうか・・・?
通過しながら運転手がホームにある受け取り用の棒に輪っかを引っ掛けて行く姿はかっこよかった。




それにしても・・・

何やら怪しげな機械類がたくさん置いてあって、妙にそそる・・・

 
一体何に使うのやら・・・


 
さっぱり判りませんが・・・


 
道具というものにはどこか惹かれるものがある・・・



おお、今やすっかり見なくなった改札鋏というヤツではないか!


かわいそうに、錆びています。磨いてやれよぉ・・・。


ベンチで寝たまま終電を逃す酔っ払いの図。


帰りは時間があったので駅までのんびり歩きました。



すぐそばの今渡ダム湖を見つつ・・・



JRを眺めつつ・・・



この犬は少しヘンだ・・・


お土産としてこんなものが売られていました。

今はなき三河線(山線)三河御船駅が出ています。
そして猿投駅〜!!

もちろん即買いしました。


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