名鉄三河線に乗ってきました。


今でこそ地図からも姿を消してしまいましたが、豊田市の北部、名鉄の猿投(さなげと読みます)駅から北に、名鉄三河線という単線が走っておりました。通称山線と呼ばれ、猿投から終点西中金までわずか4駅でしたが、田舎の中を走るその路線は、周りの自動車道路と併走することも交差することも少なく、独自のルートをひた走る魅力ある路線でした。元々は材木運搬のためのトロッコの線路だったらしく、田園の中を抜け、鉄橋を渡りトンネルをくぐる・・・短い区間だがそんな変化に富んだ路線はマニアも多かった。2004年3月末を持って廃線が決まり、ますます惜しまれることになった中、やはり一度は乗っておかねば!と、にわか鉄ヲタになってきました。

夜の踏切り。妙に雰囲気があって好きでした・・・。


雨の降りしきる中、やってきました猿投駅、今回乗るのはこの辺の人なら大好きなトマト色の電車ではありません。

来ました!この時周りが暗かったのでうっかりフラッシュが作動してしまい、駅員さんにおこられました。やはりにわか鉄ヲタ、気をつけねば。

どういう順番で撮ったのか忘れてしまったがこれは後ろ側。ローカル線っぽく古びた車両かと思ったが空調もついた近代的な車両でした。

住宅街の中を走りはじめます。思いのほか踏切が少ない。上に架線がありますが、ディーゼルカーです。

雨の中を突っ走る!景色がだんだん田舎になってきました。

三河御船駅を出た後、いよいよ周りに民家がなくなりました。

物凄く速いような写真ですが実はゆっくりです。

すごい風景です。しかしこのあたりはそんなに田舎ではありません。民家や道路を避けて軌道を敷いたようですね。

矢作川の鉄橋を渡ります。かなり怖いんですけど…。

途中の三河広瀬駅。かつては前方右側にも線路があって、大きな駅だったらしい。

さらに田舎に突き進む。風景がとっても懐かしい気がする。

なにせよく揺れるので、ブレまくってもう何がなんだか…。この先にはトンネルが待ち構えているのですが。当然暗くて写せません。

いよいよ終点近くです。併走する国道が見えてきました(ブレてて見えません)。なんか酔ってきた・・・?

終点三河広瀬駅から、来た方向を振り返ります。

ここで折り返しになります。帰りにはすっかり暗くなって写真は撮れませんでした。


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