趣味の電気工作
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夏だ!扇風機のお手入れだ!
いつもの流しにぶちこまれたのは扇風機の羽。
すごいほこりまみれ。
我が家では扇風機は一年中稼働している。
冬場でも室内の換気をしたり、暖房の熱を攪拌したり、部屋の中で干した洗濯物を乾かしたりと大活躍だ。
当然、内部もごらんの有様。
モーター周りまでびっしりとほこりがついてしまっている。
これでは放熱もうまくいかない。
我が家のこの扇風機、なんと30年選手。
幼少の頃から使っているので間違いない。
ある意味この時代の国産家電が最も丈夫だったような気がする。
当然、家電メーカーはそのような長期間の使用は推奨していない。
古くなってくると、色々な部分にトラブルがおき、本体が故障するだけでなく異常過熱や発火の危険があるためだ。
古い家電を使い続けるというのはエコなようで、そうでないことも多い。
かつて名鉄電車が7000系と呼ばれる名車をまだまだ走りそうなのに廃止してしまった背景に、運用コストの問題も大きかったといわれている。
つまり古い製品は機能面でも消費電力の面でも新しいものがまさっていることも多い。
ここまで来ると、そのまま使い続けることはいわゆる「お情け」とも言える。
まだまだ使える物を大事にする。
採算とか、機能とかそういうものではなく、愛着あるものは最後まで使いたい。
わざわざお金のかかるクラシックカーを大事に乗り続けるマニアのような気分だ。
ほこりが落ちても掃除が楽な流しで大まかなほこりを落とす。
(注意!水洗いではありません。)
外に出て、細かい部分も盛大にほこりを落とす。
エアスプレーが大活躍する。
少々ならば手動のブロアーも有効だ。
カメラマニアや電気系のホビーファンなら必ず持っておきたいアイテム。
それ以上にインコの餌の殻吹きに重宝しているが。
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プラグの部分もきれいに掃除。
この部分にほこりが溜まっていると、水分を含んでショートする危険がある。
実は知り合いの友人にあたる人が、それが原因で火事を出したことがあるらしい。
たこ足配線とほこりには気をつけなければいけない。
細かいほこりもふっとばし、すっかりきれいになりました。
配線をまとめるテープも新しくしました。
一番大事な回転軸にはグリスを、モーターの接点などにはオイルを注しておきました。
ボディの樹脂部分は車の樹脂保護剤で
ケミカル系は自動車用が何かと便利だ。
一般的にお金と手間隙をかける車ならでは、さらにホームセンターでいつでも手に入る。
これでピカピカになった扇風機、この夏もしっかり稼働してもらわねば。
ついでにこれもやってしまいましょう!
大活躍中のフロアサーキュレーター。
しぶーのお気に入りの一品であり、換気や空気攪拌の強い味方、夏でも冬でも大活躍している。
中はやっぱりほこりまるけ。
インコ一匹で恐ろしいほどほけほけになってしまう。
コイツの分解は少々難しいが、やはり手入れをしないと内部に汚れが溜まって羽の動きが悪くなってしまう。
毛埃や接点カスなど取り除き、グリス、オイルを注して組みなおしました。
扇風機もサーキュレーターも心なしか音も静かになりスムーズに回っています。
風量も増した気がするが、気のせいかもしれない。
ご注意!
電化製品のお手入れは説明書の範囲で行い、内部の掃除調整はメーカーに依頼することをお勧めします。
家電の分解は修理保証が受けられなくなるだけではなく、故障、発熱、発火など重大な事故の起こる可能性を含んでいます。
異常があれば直ちに使用を中止するなど、すべて自己責任で行ないましょう。
(2016.7.7)