趣味の木工

趣味と実益を兼ねた木工作業の数々

紐でネックストラップを作る


初詣のような暗い場所に出向くときにはライトは必需品である。



右のポケットにひとつ、左のポケットにもひとつ、上着の胸ポケットにもひとつ、予備にベルトにつけた状態でひとつ・・・。
最低でもこれくらいはあったほうがいい。

もちろん鍵につけてあるEDCとはに持っていく。



さて、これだけ種類があれど、メインで使うものはいつでもすぐに取り出せる状態で持っておくのがベストだ。
例えば首からかけておくなどすれば非常に便利である。


とはいうものの、そういえばしぶーのはネックストラップを持っていない。


たまたまあった短パンの紐。

廃物利用で作ってしまいましょう。




パーツボックスを漁って適当な金具を探す。

 

あまりゴツくなっても重量がかさんでしまうので、できるだけシンプルなのがよろしい。




こんな風につくってみました。

ナスカンというのかな、この金具は。

結び目にマルカンを入れてアレンジが可能にしました。



しかし実際に使ってみると意外と使いづらい。

特に金属の金具というのが何かとカンカン当たるのが気になるのだ。




もっともっとシンプルに簡単なものが出来ないだろうか?




やはりバックル的な何かがあると便利だ。

こんな長さ調節が可能なパーツがあれば最高なのだが。




首のかけるものというのは、ただ丈夫に作ればいいというものではない。
ランドセルの金具のように、万が一何かが引っかかった場合、最悪の時には紐が切れるなり金具が壊れるなりしなけらばならない。

もちろんそんな事態には大事なライトを失う可能性もあるが、命にはかえられない。
やはり万一の時には壊れて首が絞まらないようでなければならない。



とりあえず手ごろな材木で試作品と行きますか。

紐がギリギリ通る幅で作ったバックル的もの。

 

アガチスというホームセンターで売っている柔らかい木。
薄板ならカッターナイフでも簡単に切れる。



上手くいったらもう少しいい材木で作るとしよう。


しぶーの家に転がっている銘木の切れ端。




周りを削って形を整えます。

あっというまに出来ました。

おう?

なかなかいいんでない?

仕組みは単純そのもの。
紐を通して結び目で留めているだけ。

バックルはギリギリ紐が通る寸法なのでつまようじなどで押し込むように通します。




つうか、試作品というか・・・。




これでいいんじゃね?



結局これを亜麻仁油で仕上げて完成にしました。

豪華さや頑丈さないものの、軽くてシンプルで使いやすいストラップができました。



ライトはもちろん、スキットルボトルの持ち歩きにも活躍しています。

日常から酒を持ち歩くのもなんなので、中身はユ○ケルの時もありますが・・・。


(2015.2.8)


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