名古屋港水族館2


前回までのあらすじ

名古屋港水族館


南国の海にはイソギンチャクとクマノミがお出迎え。

この魚を見ると妙に学習帖(ノート)を思い出す。


珊瑚礁を模した水槽の中にいるのは南国の魚。
浅瀬なので水槽の光が明るい。

 

ここのやつらはカラフルで食欲が沸かない。



ふと見ると何やら作業している人がいた。



一つ上のフロアーに上がってみたら、上から眺められるようになっていた。


さっき水槽の中で見た人があそこに。

なるほどね、さっき見た水槽は中でつながっているのね。



ここの展示の目玉でもあるウミガメ。
なかなか人懐こくて、人がいるとガラスに寄って来る。

 

ここの水族館はウミガメの繁殖にも成功しており、子ガメも見ることが出来る。






そして名古屋港水族館が誇る設備、南極の海。

ここではペンギンがいる南極の環境をできるだけ再現した展示が売りだ。
時にはブリザードも吹き荒れるようになっているらしい。

 

しかしこの立派な設備に関わらず、人っ子一人いない。





実はイルカのショーの時間が迫っていた。
この夏最後のサマー)ナイトアクアリウム

)=イルカ





急ぎ足で再び連絡通路を戻り、最初にシャチを見た北館へ向かう。







南館の広いスペースにシャチやクジラの骨格標本が展示されていたが、あれはもしかして2008年にお亡くなりになったクーだろうか?






メインプールは北館の外にある。


音楽が聞こえる。
もう始まっているようだ。


結構人がいる。

バシャーンとか音がすると「おおおおっ!」と歓声が上がっている。


中央にあるのがメインステージか。

 

観客も派手に水しぶきがかかっても大喜び。



イルカの芸はプールサイドのカメラから正面の大型モニターへと映し出される。

正直、画面のほうがよくわかる。




大画面モニターの下でも何かやっているがよく見えなかった。




上空に吊るされた装置からボールが出てくるとジャンプ!

ジャンプしたり、水面を立ち泳ぎしたり、ヒレで挨拶したり、基本的にはよくある芸なのだが、でっかいがジャンプする様子は迫力があり見てて飽きない。

イルカ≠魚




終わるとその「ボール出マシーン」はすすすす〜と収納されていった。










一通りプログラムが終わって観客がほとんど帰った後も訓練は続いている。

訓練というより、本人達は大喜びで毎日遊びとして芸を行なっているのだろう。
冬でもやっているのだろうか?




自由の身になったイルカがいつまでも名残惜しそうに人のほうへと寄って来る。




人々が出口に向かう中、夕餌の時間だろうか?ベルーガがキャーキャーと鳴いていた。




こうして名古屋港水族館の夏は終わった。







すっかり夕闇に包まれ、ライトアップされた名古屋港。

こんな素敵な夜なのに、人影はまばら。




それにしても暑い。

ゆっくりと港を眺めて夕涼みどころではない。




そういえばあの半魚人はどうなった!?









全然だめじゃん!

LEDが発達してあちこちのイルミネーションで使われるようになったのは結構なことだが、とにかく光らしときゃいいという発想は何とかならんか?




水族館は水の中という異世界にのうのうと泳ぐ生き物達を眺める場所で、日常の喧騒とはまた違うゆっくりとした時間の流れがあった。

まるで時間が止まっているかのような世界。
アクアリウムセラピーと称し、癒しを求める人がいる。



夏休みだけあって親子連れやカップルが目立ったが、一人で来ている人も多かった。



水槽の前にずっと佇む少女の姿もあった。

何をおもふや。


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