大高緑地公園


名古屋市緑区に大高緑地という広大な都市公園がある。


100haという土地に芝生広場、ゴーカートが走る交通公園、ボート池、ベビーゴルフ場、遊びが充実!
大小2つの変形プールをもつ水泳場、全天候型テニスコート、野球場、花木園、桜の園、児童園、和風庭園(四季の園)などがある。

施設を使ってアクティブに遊ぶもよし、ただただ自然の景色を眺めてボーっとするのもよし。


大高緑地管理事務所のサイト
より


しぶーのの遊びはもっぱら後者。



2019年末から2020年冬。

この年は冬がなかった。
来る日も来る日もよい天気で、記録的暖冬になった年だ。


新型コロナウイルス蔓延で世界が震撼したこの冬。

それでも春(ひゃる)はやってくる。


長い冬が終わり(冬なかったけど)、寒さが緩み(全然寒くなかったけど)、まだ肌寒い春風の中。

俗世間の喧噪を離れ誰もいない公園で何も考えずに景色を眺めるのもまた乙なものである。



ってか、超混み混みではないか。

天気のいい休日ともなれば、親子連れがわんさか遊びに来る。

駐車場の空きを探すのも大変だ。





写真では伝わらない子供達の叫び声。



公園内にはドッグランもあるので犬も来る。

世間はコロナウイルス蔓延の危険で学校も休校で施設も閉鎖だというのに、全くどいつもこいつも休日となれば外に出やがる。

(オマエモナー)



西側にある芝生広場の斜面からは、時々轟音を立てて走り抜ける新幹線が眺められる。
名古屋駅から15キロほどの場所なので全速ではないにしろ、中々迫力がある。

実は昔からこの公園のことは気になっていた。

当時まだ0系新幹線が現役だった頃、徐々にスピードを上げる車窓からこの公園がよく見えた。
この公園を過ぎ、ゴムノイナノキの看板を見て田園地帯に入るのを眺めていたものだ。

正しくはゴムノイナキ
当時は流れる車窓からそのように空目していたすまん。




新幹線を眺めるにはこだま号だけが止まる駅のそばがいい。

子供の頃住んでいた場所が、こだまだけが止まる駅のそばだった。
そのおかげでゆっくりの新幹線も、轟音を立てて走り抜ける新幹線も同時に見ることができた。




さて、景色のいい芝生広場の隅で腰を下ろし弁当タイムとするか。


あいたっ

気をつけよう、ここのベンチは膝が当たる。


広々とした開放感、天気のいい日だまりの中、ベンチでただ弁当を食するだけというのもいい。


味噌汁↑

結構風が強かったが。


弁当用味噌汁の必需品 → 汁ポット


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後ろの木の根元のあたりで数人の子供たちが何かを掘って遊んでいる。

しきりにタマネギがとか、タマネギの収穫がと言っている。

他愛もない、何かをタマネギに見立てて遊んでいるのだろう。




後で見てみたらけっこうタマネギだった!

何かの球根だと思うが、毒のある植物も多いから気をつけろよ。






公園の大部分は鬱蒼と茂る森林。

名古屋市には緑地公園がいくつかある。
それもわりと本気モードの森林。


おかげで小規模ながら山気分が体験できるのもいい。
実は結構カブトムシとかいる。


昼間でも薄暗い竹林。



園内の森を歩くと、様々な野鳥がギャーギャー鳴いている。

ううむ・・・、

長年インコを飼っていて多少の鳥語がなんとなく判る身として、これ結構怒られてるね。




公園中央にある若草山の展望台からは緑区の町並み、遠くは名古屋駅方面、御嶽山まで見渡すことが出来る。

 


案内板は写真だと思ったら絵だった。




トイレの入ろうとしたらうわっちょ!

 

変にリアルなリスがいる。

ノーマークだったのでかなりびびった。




昼間の芝生斜面には野に放たれた子供たちが走り回る。

日が傾けばその姿もまばら。




夕暮れ時ともなればさすがに家族連れは帰路につく。

ぼーっと出来る時間。




リスと猫と意味不明なオブジェ。

この二つはたしか一緒にしてはいけないものでは?


自然の中では何も考えない。
ただただ自然を眺めるのみ。


のんびり出かけよう、都市公園。

しかし休日ともなれば意外と混んでいる。



おまけ、CATに猫なんちって。


(2020.3.8)


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