夢のスーパー銭湯・竜泉寺の湯



忙しいっっ!


毎年年末になると、超過密スケジュールのおかげで休む暇がない。
忙しいのはよいことなのだが、そこに追い討ちをかけるように世間では風邪など流行ってくる。
ここで疲労に負けて体調など崩しようものならば、正月まで無事に乗り切る保証がない。

まさに体力との勝負である。
風邪をひこうが倒れようが、仕事を休むわけにいかないので何とか体力を温存するしかない。



こんな疲れた時だからこそ、銭湯の大きな風呂でゆっくりと体をほぐし、疲れを取るのは決して贅沢な娯楽ではない。
少々ひき始めの風邪ならば、風呂で暖まってしばらくミストサウナにでも入っていれば治ってしまう。

しかし、仕事が終わってから行くとなると、どうしても夜中まで営業しているところにしか行くことが出来ない。


そこで竜泉寺の湯


名古屋市守山区にある、地下1,800メートルから湧き出るアルカリ性単純温泉。

泉温42.7℃、飲用不可。浴用の適応症:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進浴用の禁忌症:急性疾患(特に熱のある場合)・呼吸不全・腎不全・悪性腫瘍・出血性疾患・活動性の結核・高度の貧血・重い心臓病・妊娠中(特に初期と末期)・その他一般的に病勢進行中の疾患・・・。


Yahoo地図より名古屋市守山区竜泉寺の地図

竜泉寺という名は地名にもなっているが、ここには尾張四観音の一つ龍泉寺があり、そこにちなんでいる。






この竜泉寺の湯、ある意味有名な銭湯でもあった。

「ゆ夢のスーパー銭湯」
ゆゆめの?
(最初のゆは赤い字だった。)


という看板を掲げ、露天風呂やジャグジーやジェットバス、サウナなどを備えたスーパー銭湯の走りともいえるかもしれない(オープンの時期は不明)。


 今でこそ「スーパー銭湯」のという呼び名はそこそこ知られてきているが、昔ながらの銭湯とサウナや健康ランドのようなくつろぎ娯楽施設の中間を行く存在で、気軽に楽しむ新しい風呂屋の形態だった。
 さらに夜中の3時まで営業しており、夜行性の人々には何ともありがたい風呂屋であった。

 しかしながら深夜というのは様々な事情の人々が入り乱れる時間帯、決して健全な雰囲気とは言いがたく、晩年は浴室内のタイルはあちこちはがれまくり、老朽化した設備のほとんどが故障していておまけにガムテープで補修を繰り返すという荒みよう。


 そんな状況にもかかわらず頻繁に出入りしていたのは(その寂れ感がかえって肩肘張らぬ空間を演出?し、妙に居心地をよくしていたのも事実だが)時間帯もさることながら、この場所は小高い丘の上にあるため実に眺めがいい
 眼下に広がる春日井の夜景を眺めながら露天風呂に入るというのは実に心地がよい。



そして暫く見ないうちに全面改装をして、リニューアルオープンしていた。



久々に訪れる竜泉寺の湯。


だだっ広い駐車場に車を停めていざ!
訪れたのは夜中だったにもかかわらず、その車の数の多さに圧倒される。


 せっかくなので詳細なレポでもしようかと思ったが、さすがに風呂屋の中の写真を撮るわけにはいかず竜泉寺の湯オフィシャルサイトから拝借させていただいた。さすがプロのカメラマンが撮った画像は質が高い。


本当にこんな眺め

 リニューアルオープンとはいえ、同じ建物が改装されたのとは少し違う。かつての建物の隣に新たな建物が建ち、そこが全面的に新しい浴場となった。今までの建物が全面改装され、岩盤浴やマッサージ室、仮眠室を備えた「くつろぎ別館」としてオープンしていた。なるほど風呂屋の営業を全く中断することなくリニューアルが出来るというわけか。

 改装して気がついたことは、以前は露天風呂から北西方向の夜景が見えていたが、新しく出来た露天風呂は方向が90度変わり、北東方向を向いていた。どちらの方向も見事な夜景が見えるので特に違和感はなかったが、昼間に来れば遠くの山並みが変わって見えることだろう。


入口からホールの中は当然のことながら真新しくきれいで、床暖房が入っていて快適だった。
入浴のみだと500円、以前に比べて少々高くなった入場料を払って中に入る。
高くなった代わりに、休日も平日も一律料金になっていた。

それにしても人が多い。しかもそのほとんどが大学生かというような若者ばかり。
風呂屋や健康ランドといえばお年寄りの娯楽のイメージがあるが、実際には正反対、男女ともに若者でごった返していた。




天然温泉・炭酸泉

(オフィシャルサイトの解説より)
さまざまな病に高い効果が期待できる神秘のお風呂です。

いきなり入ると目に飛び込んでくるのは大きな湯船。
位置関係から察するにこの写真は女湯。男湯はこのレイアウトと全く逆になっていた。
何気にこの炭酸泉がまたすごかった。
体の表面からじわじわと湯が浸透してくるような不思議な感覚、全身の毛に気泡がついてきて、入っていると微妙にぴりぴりする。
たいして熱くないのに、気がつくと手足が真っ赤になっていて気持ちが悪いほどよく温まる


それにしても館内にオルゴールのようなよくわからん音楽が流れているのは何だね?
リラックスするためなのか?
よけいに気になるではないか。








リラックスジェットバス

ジェット水流がからだをほぐし、芯から暖まります。

スイッチがあり、押すと期待通り結構強いジェット水流でした。
かつての竜泉寺の湯ではこのような設備の8割方壊れていて動かなかったのでうれしい限りです。
オフィシャルサイトの写真では、なぜかこの写真だけ人が写っていました。






ボディバス

からだ全体をジェット水流がマッサージします。

こちらのジェットバスは水深が90cmと深く、プールのような感覚で楽しむことが出来る。
個別に狭く区切られていて、隙間があったらはさまってみたいという人間の習性を上手く利用した設備といえます。






電気風呂

からだにやさしい低周波の電気風呂です。

ボディバスと同じ水深90cmの湯船の中にあり、ぎょわっ!
新しいせいなのか、かなり刺激が強い
ついうっかりと電極板の近くまで入ってしまったが、下手をすると脱出が困難なほど強烈。
刺激はランダム、しかし電気風呂って本当に体にやさしいのか?



ちびっこ湯

少しぬるめのお湯で小さなお子様も大喜びです。

露天風呂の入口(出口)横にある。
足を入れてみたが確かにぬるい。
タイルのデザインがディ○ニー。
夜中なので子供は一人も居ない代わりに、窓辺におっさんがはまっていた。




風呂場のあちこちの平らになった所には、脱力しまくった人が寝そべっている。
中にはそのまま眠っていると思わしき人も。
おまえら、そんなにくつろぎきっていていいのか?




遠赤外線サウナ

短時間で遠赤外線が身体の芯まで温める サウナです。

写真にはないが、バスタオルのような敷物が敷いてあった。
外から覗き見た印象に比べ、中はかなり広い。
どうも熱いのは苦手である。
実はサウナには長時間入っていられないはずだが、テレビに見入ってしまい長居してしまった。ちょっとクラクラ。






水風呂

サウナでのほてったからだを癒していただけます。

さすがにちめたいので遠慮しておきまました。
そんな中に一人、サウナがよほど熱かったのだろうか、うつぶせで水底に横たわるように沈んでいる人がいました。





露天風呂に出ると、眼下に広がる素晴らしい夜景が堪能できる。





かけ流し岩風呂

満天の星空の下で開放的なかけ流し温泉を楽しめます。

う〜ん、ここが名古屋市内とは思えぬほどの眺めのよさと開放感。

満天の星空と言いたいところだが、残念ながらだった。とはいえ屋根のあるところもあって快適快適。
雨の中、湯に入るのもまた風情があっていいもの、かつて改装前の露天風呂では台風や雪の日に入った事もある。
露天風呂は外の条件が過酷なほどギャップがあって面白い。
露天風呂の壁にはテレビがあったので驚いた。



腰湯

浅めにつくられた露天風呂ですから、長時間楽しめます。

かけ流し湯とつながっていて、半分は浅い腰湯となっている。
ここにもたくさんの若者が、道端に落ちているバナナの皮のように延びていた。





壷湯

常滑焼きの大壺を独り占め!贅沢気分を味わえます。

これぞよくわからん湯
地元産業の常滑焼の大壷を使用しているのは地域の特色なのでいいとして、そのコンセプトは独り占めによる贅沢気分。
ここまできて何もわざわざ狭い風呂に入ることもなかろうとも思えるが、露天に3壷しかないうえ結構人気があるらしく常に誰かが入っているのでなかなか入ることが出来ない。
隙を狙って入ってみたが、端から見ているほど楽しいものでもなかった。
ただ、手足を投げ出して空を仰いでべろーんとするには快適。





シルク風呂

超微細の気泡を使ったシルク感覚のお風呂です 。

何かが溶けているのかは不明だったが、白く濁った湯だった。
どういう仕組みなのか、白く見えるのは下から細かい気泡が出ているかららしい。
まるでサイダーに入っているような感覚、体の周りで細かい泡がぴちぴちと弾け、妙にくすぐったい。





寝転び湯

水中で寝るように体を横たえて入浴できます。

ちょうど寝そべると体の半分ほどが湯につかるひたひたの湯。煮崩れずにじっくり火が通せる。いやいや。
浅瀬に乗り上げてしまった鯨状態、体半分は水面から出ていて丸見えなので自信のない人にはちょっと抵抗があるかもしれない。





座り湯

深めの浴槽に腰掛けて空を仰ぎながら入浴できます。

説明では深めの浴槽となっているが、椅子付の足湯のようなものだった。実はもっと湯を張るのだろうか?
雨の中、タイルで出来た椅子に座るのはちめたいと思ったら、中に湯のパイプが通っているのか暖かった。
湯に浸かっているのは足だけだったので冬場は少々寒い。
ここに座ると目の前の夜景が堪能できる。





薬草ミストサウナ

さわやかなミストが心と体をいやしてくれるサウナです 。

露天風呂の横にあって、二重扉の入口を開けて中の入るとまず驚くのは床一面が水浸しではないか。
一瞬、排水溝が詰まっているのかと思ったが、どうやららこれでいいらしい。
床は水深20cmくらいの深さに湯が張られ、石で出来た椅子には湯が滴り落ちる仕組みになっていた。
熱くないので長時間入っていられると思ったが、薬草の蒸気のせいか妙に目がシバシバする。





どの設備も新しいので快適、あれこれ巡っていて気がつくと一時間くらいすぐに経ってしまう。
 

施設内には食事処(23時半までだったorz)や展望テラスや休憩室があり、プラス300円でくつろぎ別館の岩盤浴が利用できる。
休日には丸一日くつろぐことも出来そうな設備だった。



早速、手書きの注意書きの張り紙があり、それが何とも改装前の晩年の雰囲気を髣髴させていた。
徐々に、かつてのような味のある施設へと変貌してゆくのだろうか・・・?




それにしても自販機の牛乳が130円はちと高い。
アイスをUFOキャッチャーにするのはやめてくれ。
(確実に食いたいがな)


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