とある桜祭りにて
気がつくと世間はすっかり春になっていました。
街には真新しいスーツに身を固めた新社会人一年生や、新しく引っ越してきたと思われる初々しい学生達が目に付く。
長い冬が終わり、今まで寒さに緊張していた人々も一気に緩み、桜が咲くと至る所で春の祭りが開催され、街には浮かれムードが漂いだす。
本当は3月に入った時にはすでに春だったはずだが、いかにも暖かくなったと感じるのは桜が咲いて4月に入ってからなのだろう。
（暖かくなったと喜んでいるのもつかの間、じきに暑くなってくるのだが・・・。）
わが町でも案の定、桜祭りが開催されていた。
恐らく、全国的に有名な駅前。
この駅は2005年に開催された愛知万博へのアクセスで、リニモ乗り換え駅となり、駅前広場には連日長蛇の列のが出来ていたので、記憶に残っている方も多いと思われます。
かつてドーム型の大きな屋根があって並ぶための広場となっていた所には、関東系のスーパー、成城○井が建っています。
普段は静かな駅前が、お祭りの今日はたくさんの人で賑っていました。
数々の出店は自治体や地元商店会、ボーイスカウトなどがやっているので、一般のお祭りのような雰囲気とはちょっと違う。
地元の商店が出店している。
時計台の前の会場も、福引の抽選会場となっていて大賑わい。
ぐちゃ混みです。
手作りソーセージや三河名物ぐえい餅もありました。
（正しくは「ごへい餅」です。）
げげ、美味そうだ！
桜祭りといっても気がつけば食い物の写真ばっかり。
花より団子を地で行くような参加者。
そこでも
あそこでも
食いまくり・・・
そういえば桜が満開だったような気がする。
イベント特設ステージでは様々な催しものが行われていました。
たまには観客に徹して他人のステージを見るのもまた一興。
ピエロのショーもありました。
ぜひどんな素顔なのかお会いしたい。
ジャグリングをしたり皿回しをしたり一輪車に乗ったり。
なかなか楽しかったですよ！
そして人ごみの中に消えてゆきました。
控え室どこなんだろう？
お疲れ様でした。
続いてダンスのコーナー。
POPな若者向けのダンスだが、残念ながら反応がいまいち。
客席の年齢層が若すぎか？
広場を埋め尽くしているのは子供づれの親子がほとんど。
その理由は明らか。
実は皆、この後に行われる何かを期待している。
ダンスのおねえさんが、最前列の子供に
「まあちーと（もうちょっと）したらウルトラマン出てくるでね！」
と言っていた・・・。
ウルトラマン!?
今日、偶然にも仕事の休みと重なったしぶーのが、わざわざ出向いてきた最大の理由、
そう、実はこのステージの後には、何とウルトラマンショーが控えている。
滞りなく行われているステージだが、その裏方やPAの動きも目に入ってしまう。
華やかな舞台の隅で、何気に働いている人。
ご苦労様です。
ダンスのステージが済むと、いよいよお待ちかね、本日のメーンイベント。
辺りを見渡すと、どうやらあの中以外に控えの場所はない。
恐らくあのテントの奥で、今頃せっせと皮を着ているに違いない。
あのテントの奥の隙間があやしい・・・
そしていよいよ待望のウルトラマンショーへ！