猿投七滝めぐり


猿投山の西側の谷には広沢川が流れていて、猿投七滝という七つの滝があります。
そこには猿投七滝遊歩道も整備されています。


猿投七滝遊歩道は下流方面から始点となっているが、今回は上流側から巡ることになる。





狭い自動車道とは別の道なので、安全になおかつゆっくりと滝を巡ることが出来るのだが、実はこの遊歩道には大変な落とし穴があった。

猿投七滝遊歩道とは言うものの、実は七つの滝すべてはこの遊歩道の範囲内にありません
一番上流の滝と下流の滝、この二つは遊歩道から離れたところにあります。
信じて巡ると5つしか見ることが出来ないのです。

しかも本当に5つ見れればいいのだが。←!?




概念図を見ると、自動車道が分岐になってさらに奥へ進むが×印になっている道がある。



この道が団九郎の岩屋方面への道。
この×印の先に団九郎の岩屋があり、かつてはこの道も山の西側へ降りる林道?としてつながっていたと思われます。
現在は道路が崩壊して通れなくなっているらしく、この団九郎の岩屋方面の道の入り口に車止めが設置されている。





ところでこの団九郎というのは

昔ここに住んでいた山賊の名前らしい。






1.血洗いの滝

なぜかいきなり不気味な名前の滝。

一番上流にあるこの滝は遊歩道から少し離れていて、団九郎の岩屋方面へ少し行った所にあります。

高さは2メートルほどか、表示がなければ見落としそうな滝。
上流には民家も何もないので水はまずまずきれいだ。

岩から落ちる水は確かに滝なのだが、周りの地形から見て、妙に都合がいい位置に落ちているのは気のせいか?
滝のすぐ上流を見ると川の流れに得体の知れぬ違和感があり、自分が水ならこっちの低い溝のほうを流れ※@¥%&・・・。



このまま道を進むと団九郎の岩屋があるというが、さすがにこの暑さの中、体力的に心配なので今日は行かなかった。

二つ目の滝まで舗装道を下る。




白い道標が立っているあそこが次の滝の入り口。
ここからしばらく滝が連続している。

ここから川の流れのすぐ横を通る猿投七滝遊歩道が整備されている。


2.二つ釜の滝
 
高さは大人の背丈ほど、岩の上を2筋の滝が落ちています。
二つ釜とはいうものの、滝壷は一つ。
昔は岩に二つの穴が穿たれていたのか?
しかし今ではすっかり砂に埋まっています。



ここから遊歩道を歩いて滝を巡ります。
森の中の水辺はプヒトンチッドマイナスイオンにあふれ涼しくて心地よい。
何ですと?
(phytoncid)



訂正。
暑い上に、相変わらず虫がブンブン飛び回り鬱陶しい。
夏場は違った意味で過酷だ。
立ち止まると即座に目の前に虫が集ってくる。




3.白霧の滝

少し歩くと次の滝がありました。
なにやら下のほうでザーといっておりますが、夏場は木が多く茂っていてよく見えません


あれがそうなのか?




4.千鳥滝

5.白菊滝

続いての滝は看板が二つ並んであります。

さて・・・、

めっぱって(瞳を凝らして)見てみるが・・・。


うーん、正直どれが滝なのかわかりません
上のほうに見えるのは確かさっきの滝だし・・・。
もともと標高差のある渓流な上、大きな岩がごろごろしているので、どこも滝と言われれば滝に見えるし、違うと言えば違うし・・・。


木々の間から見えるあれだろうか?

たぶんあれが滝でしょう。
そう納得して次へ進みました。


(しかしどう考えても1つ足りない。)





遊歩道の脇に奇妙な物を発見!

なんすか?これは。
 
竹の先に鶏のささみ肉が挟んであり、地面に突き立てられている。
がモリモリと食いちぎってはどこかに飛んでいったが、きっと我が子の為にせっせと運んでいたのだろう。
罠にしては捕まえる機能がないし、これでは餌食われ放題。
餌で釣って泳がせて、巣の場所を特定しようという仕掛けだろうか?




6.乙女滝

ようやく滝らしい滝が現れました。
この川にはもともとこのような滝がいくつかあって、後に無理やり七滝にしたような感じは否めない。




どこら辺が
白霧なのか、
千鳥なのか、
白菊なのか、
乙女なのか、
ネーミングのセンスも微妙だ。




味な看板を発見。

これは怖い!

驚く人、悪意に満ちた石。

この人は前を向いているのか後ろを向いているのか?




さらに下ると、薄暗い森の中、金網に囲われた物々しい雰囲気の場所に出ました。

なんか動物園っぽい。

 
ここが国指定天然記念物の球状花崗岩


しまった「男岩?」見そびれた!


黒雲母花崗岩の結晶が球状で菊の花のように見えることから、「菊石」とも呼ばれている。

昭和6年に指定されているのか・・・。







菊花のもよう。








どこ?








よくよくよく目を凝らすと・・・

画像のコントラストを上げると、手前の岩の表面に黒っぽいまだら模様が見える。
どうもこれらしい。

学術的には大変珍しく貴重な物らしいのだが・・・。
正直、何も言われなければ全く判りません。






さらに下り、球状花崗岩の入り口付近にこの案内看板は現れる。

ここが遊歩道始点なので致しかたないが、今さら現れても遅いんですけど。






ここまで滝は6つ。
最後の滝はもう少し下流の離れたところにある。

車まで戻り、車で下山。


最後の滝の入り口。

下のほうからザーと聞こえる。





7.広沢大滝

 
道から急な階段を下りしばらく林の中を進むとある。
さすが大滝と名の付くだけあって、猿投七滝の中では最も落差があり、12mほど。

以前はこの滝に降りる道はないとされていたが、今は滝壷の横まで行くことが出来る。

この暑い最中、長袖なのは日除けと虫除けの為。





どちらかと言うと歩くことがメインでないと微妙に物足りない滝めぐり。

滝好きの人は世の中に多くいれども、あまり話題にならないのはアクセスの不便さも大きいと思われる。
道路には車を止めるスペースがほとんどなく、徒歩で登山して下ってくる途中で見るか、山頂付近に車を止めて遊歩道を下りながら滝を見てまた車まで登るか・・・。
いずれにせよ、車からはかなり歩く覚悟が必要になる。
かといって秘境の滝というほどでもない。










さて、




登る途中にあったこのトロミル水車

登り口のほうにあったヤツね。


じつはこれ、復元されたもの。
本当に設置された水車は現在稼動しておりません。



トロミル水車について調べてみるとこんな記事がありました。
2008年8月13日、何者かによって破壊されていたというニュース。
登山したこの日は8月12日。
発覚したのは翌日の朝のことのようです。



七滝のあるこの広沢川下流に、実際に稼動していた水車を見ることが出来ます。






現存するトロミル水車。





?????




夏場はほとんど草に埋もれてよく判りませんが、近づいてよく見ると道の脇に朽ち果てた水車がありました。
 
現在は川の位置も変わっているらしく、周囲に水路の面影はありませんでした。





この他にも周りを見ながら少し歩いただけで、林の中にいくつも朽ち果てた水車の残骸が見つかります。
かつてはかなりの数が稼動していたようです。

  

こうした産業遺構を巡るのもまたオツかもしれない。

この廃水車群までくると、まもなく麓の民家が近い。







それにしても暑かった・・・。
そんな中、結構多くのハイカーがいて驚いた。

都市から近いこの猿投山、実はかなり人気がある山だということがわかる。

それにしても変な名前。
(失礼!)


さっきまで登っていた山を眺めながらのアイス(練乳あずきバー)は格別。






夜の猿投


夏の終わりから秋にかけて、麓の猿投近辺は幻想的な明かりに包まれる


この辺り、果樹園が多く、梨畑につけられた防虫灯。



黄色の蛍光灯や電球が数多く並び、遠くから眺めるその明かりの並んだ様は神秘的な感じさえする。
 




梨がたわわに実っていました。


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