使用楽器
ここではしぶーのがいつも使っている楽器や過去に使っていた楽器を紹介します。
中西メイプル
ひょんなことから入手した中西ウクレレのメイプルで、マーチンの3型モデルと思われます。
トップ、サイドバック、ネック、ブリッジまで、指板と内部のブレイシング以外はすべてメイプル。
たしか中西さんは同型のものをオータさんに進呈して、レコーディングにも使われていたような・・・。
入手したときには音も硬く、正直微妙な楽器でしたが、フルチューンナップしてどこまで育つのか、メイプルという素材のウクレレの究極型はどんなものか興味があったので色々手を加えてみました。
いまだ音量はコアの楽器に劣るので生音のライブには向かないものの、サスティン(余韻)は長くまずまずの楽器に仕上がりました。
今後の活躍に期待です。
(2015.12.5)
中西ウクレレマーチン5Kモデル
中西ウクレレのマーチン5Kモデル。
スケールの修正やサドルの高さ調整など色々苦労しましたが、ようやくベストポジションがみつかり本番用楽器としてデビューしました。
調律したてのピアノのような絶妙な平均率の明るい響きがします。
サドルは低ければ弾きやすいが、強く弾いた時にフレットとぶつかりビビリがでてしまいます。
かといって上げすぎるとパワーは出るが弦を押さえにくく、音程も不安定になります。
そんなわけで今回G線下が、3.8mmではビビリが出たので3.9mmに設定、A線下は演奏性を考えて3.7mm。
そんなベストポジションを探すべく、特別に作ったテーパーサドル。
これがあれば上限と下限の実験がたやすい。
中西ウクレレ渋谷オリジナルモデル
マーチンの3型ボディに14フレットジョイントのロングネック、マーチン型のヘッド、
ホンジュラスマホガニーのボディと指板にハカランダを使用した世界に二本だけの特注楽器。
本当はボディ下部にオールドマーチンのような貝のオーナメント(飾り)を入れる予定だったが。
中西さんから「たのんどりゃあしたのがようやくでかしたったでよお〜(日本語訳・頼んでいたのがようやくできあがりました)」
と連絡があって買いに行ったら飾りが入ってなかった。中西さん曰く「おお、忘れとった」・・・らしい。
やし(当時はまだユニット名はなかった)記念すべきデュオ初ライブ(2004年8月22日)より使用。
ライブの一週間前に全くの新品の状態で手元に来てから徹底的に鳴らし込んで使用した。
中西ウクレレテナー
中西ウクレレ製テナーウクレレ。
トップはスプルース、サイドバックはハワイアンコア。
ギヤ式ペグが使いやすい。
中西ウクレレNo.80C
太田モデルコンサートタイプ。
中西オリジナルの横板の厚みが薄めな独特のボディはオータさんと共同開発。
抜けのよいふくよかな音色が気に入ってしばらくライブに使用していました。
中西ウクレレNo.80
ソプラノウクレレ。マーチン3型スタイル白セルノーマルネック12フレットジョイント。
数々の本番を共に乗り切った思い出の楽器。ピックアップ内臓。
中西ウクレレと渋谷による共同開発のベースウクレレ
中西ウクレレの半完成のボディ、ネックを組み合わせて渋谷が仕上げをした世界に一本の珍楽器。
コンサートのボディにテナーのネック、アーチのついたフレットレスの指板は黒檀の板から削りだした。
調弦はベースと同じ(ギターの下4本)。ウッドベースの指板同様、削りだしによる僅かな反りを入れてある。
中西ウクレレNo.30
初代ウクレレ。マーチン0型モデル。この楽器をきっかけにウクレレという楽器の奥の深さを知りました。
マホガニーの甘い音色がお気に入り。下駒は本当はこのモデルでは外せないが改造して付け替えてある。
自作の練習用消音ウクレレ
自宅で夜中も弾ける練習用ウクレレ。要は指板付の角材に弦を張ったようなもの。
指板とパーツ以外はすべて自作です。材質はホームセンターに売られているラワン材。
ブリッジまで一体型のネックとボディはすべてソリッド、空洞はありません。
いつもすぐに手が届くところに置いてあります。
その他、本番では使用しませんが宴会用の楽器、趣味の木工の餌食となった楽器、自作の楽器、
演奏不能の楽器(製作失敗、壊れているもの)などが飾りとしておいてあったりします!
本当の初代ウクレレ(左)。その後の変わり果てた、いや生まれ変わった姿。
トップは張り替えてありますので単板です。