夏だ!Tシャツ大作戦!!


暑い季節になりました。


暑さは耐えれば何とかなる。



しかし大汗かきのしぶーの、Tシャツが臭うのだ。



真夏は大量に汗をかく。
暑いのだから当然。
しかしそのほかの季節といえども油断はできない。
真冬の暖房は外の寒い気温に合わせているので、暑がりのしぶーのはやはり汗をかく。

スポーツをやっていたり、肉体労働従事者ならば大汗かきは勲章、むしろ汗をかくことが仕事のようなものだ。



ふんはふんは・・・

ふんふんふん・・・

うおえぶ!

うむ、正直に言おう。

自分の臭い、確かに悪臭なのだが、嫌いではない。
何というか、汗臭さというか、人臭さというかこれが霊長類ヒトという動物の本来の臭い。

着替えが面倒で数日間着続けたシャツの臭いとか、自分でつけた臭いはなんかいとおしい。

とはいうものの、他人の臭いなんぞ嗅がされる身にもなってみようか。
現代社会において人様の前に出てゆくには、それなりのエチケットというものがあろう。


汗を多くかいて臭いが変化しやすい場所といえば、さらに胸のところにプリントがあると、特にその部分の裏が蒸れて起こりやすい。
意外と忘れてはならないのは背中のベルトライン

背中一面の汗が伝わり落ち、ベルトラインに溜まり熟成してゆく。
ズボン共々大変なことになる。



夏も始まる前の季節、日本では鬱陶しい梅雨と言う季節がある。

雨自体は非常に好きなしぶーのであるがゲコゲコ、洗濯ができない分、徐々に着る物が減ってゆくのがきつい季節でもある。


我が家の室内干し風景。

乾燥が不十分で生乾きになってしまうとどうしてもあの変な臭いが出てしまう。


我が家での室内干しはそれなりのリスクがある。

恐ろしいのは、洗濯物が乾いたその場では大して臭わないが、着ていてしばらくすると汗で蒸れて徐々に復活してくる。
さらに汗の臭いと反応して、それはそれはひどいものになるのだ。

つまり、家で着替えた時には特に違和感はないが、出先で汗をかくと途端に反応してあの恐ろしい臭気を放つようになる。
なんとも防ぎようのない恐ろしい現象だ。



おそらくTシャツに微生物でも繁殖していて、汗によりそれが再び活性化してくるのではないだろうか?
残念ながら一度腐らかしたTシャツ(しぶーの家では洗濯に失敗して臭いが復活するようになったTシャツをそう呼ぶ)はその後何度洗っても不死鳥のごとく復活してくる。





世間ではやはり同じような苦労をしている人々は多いと見え、さまざまな対策品が売られている。

我が家では香りの強い洗剤は嫌いであり、臭い対策のために強い消臭剤や殺菌剤の入った洗剤の導入には消極的である。
強い薬品を使わずに、何かよい方法はないものか・・・。




Tシャツにはびこる菌が原因ならば、その菌を退治してしまうのが最もよいのでは?




塩素で殺菌してしまうのはどうか?
水道水の消毒にも使われている塩素、洗濯物の漂白にも使われている。
いっそのこと漂白してしまうのはどうだ。

ある一定の効果はあった。
しかしどうしても色が薄くなってしまう、生地が微妙に傷むなど、できることならばあまり頻繁には行いたくない。

熱湯+塩素ではどうだ?
とチャレンジしてみたが、見事に色ムラになってしまった。
色の黒いTシャツの色が抜けた部分は茶色だというのも発見だった。
ダメにしてもいいTシャツで試したので被害は最小限で済んだが。



いっそのこと鍋で煮てしまうのはどうだ?
台所のふきんの煮沸消毒が効果的というのはよく知られている。


(想像図)

じつはこの方法、確かに効果がある。

しかしTシャツが入るような大きな鍋は現在絶賛使用中である。
さすがに食品の調理器具にてTシャツを煮るのは抵抗がある。
いくら鍋を綺麗に洗っても、日々調理しているダシの香りとか洗い残しの油とかシャツに付いてしまわないだろうか?
ってそっちの心配かい!

だからといって新品の鍋をひとつわざわざ用意するのも大変だ。




市販のケミカル品は効果があるのか?




ファブ○ーズ

ある一定の効果はある。

どうも布に噴霧して乾く時に効果を発揮するようだ。
つまりいつも乾いている布には効く。

しかし残念ながら度の越えた腐敗シャツの前には今一歩力及ばずであった。




制汗剤

汗のためのものならば、汗の臭いに強いのではないか?

別の臭いで消すというのはなかなか厳しい。
うまくいけば多少マシになるが、下手をすればむしろ増大させてしまうような気がする。


世間的には「何らかの対策をしています」アピールには なるかもしれない。
しかし根本的臭い対策にはならないのが残念だ。



(しぶーのの個人の検証結果であり、程度には個人差や状況による差があると思われます。)


こうなったら汗そのものを何とかしてしまうというのはどうだろう?



シーブ○ーズ
薬局で売られているローション。

スプレーボトルに詰めて盛大にぶっかける清涼感はなかなかお勧めではないかと思う。
類似品もあり、価格も安いが効果は同じくらいだと思った。


シャツ○ール
最近夏場によく目にする、Tシャツにスプレーするとミント系の香りと清涼感が得られるというもの。
たしかに清涼感がある。

しぶーのは恐ろしいことにローションにこのTシャツ清涼剤をブレンドし、スプレーボトルに入れて持ち歩いている。
清涼感の強さはブレンド量でコントロール、風呂上りに全身にスプレーするとそれはそれはクールなひと時を過ごすことができる。



ここで書かれている方法は、メーカーの定める使用方法とは異なり、品質の劣化、変質、効能以外の作用の危険があります。)
(試す場合にはすべて自己責任で行いましょう。)




Tシャツといえば、昔に比べると驚くほど進化を遂げたと思う。
昔SFもので見た銀色の未来衣服にはまだまだ遠いが、暑さ寒さに快適で汗の乾燥や消臭に優れた衣類は増えた。

汗をかいてもベタッとしないドライを売りにしたものや、着ていると温度が下がって感じる冷感素材など色々あるが、今のところ一長一短である。
乾きの速さを売りした分厚みがあって暑かったり、風を受ければ涼しいが下着にすると暑かったりとか、機能はいいが値段が高かったりとか。
それでも昔のTシャツを着ると、今のものに比べてだいぶ暑く感じる。

今のところあるメーカーのものが一番のお気に入りで、普段着はほとんどそのブランドに統一してしまったほどだ。
今後もっともっと発達すれば快適な衣類が増えることだろう。


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だんだん横道にそれてきたが、ここでいつも洗濯をしている嫁に対策を考じるように命じたところ、ひとつの方法にたどり着いた。

ウェブで調べ色々と実験してみたところ、ある方法が効果的ということだった。


それは脱水が終わった洗濯物を洗面器に放り込み電子レンジでチンするというもの。

電子レンジでおよそ2分間。

洗面器は耐熱のようなので問題ないだろう。
まだ湿った洗濯物の水分が加熱されて殺菌されるというものだ。


チンした直後は湯気もうもうあちあちの状態になるが少し冷ましてから干す。

これが一応、今のところ我が家では最も効果がある方法だ。




(乾燥した衣類や素材によっては発火の危険があったり、柄のプリントがあるものなどでは衣類を損壊する危険があるかもしれないので、試される方は自己責任でお願いします。)


(2016.7.14)


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