豊川稲荷


中部地区の初詣といえば、最もメジャーなのは熱田神宮
東京で言えば明治神宮みたいなものか。


名古屋地区では年明けと同時に初詣に向かう為に地下鉄が終夜運転している。

かくいうしぶーの家も毎年年越しの後に熱田神宮に参っている。


2010年元旦の様子。
雪が凄くて人が少なかった。




もう一つは犬山成田山
日本ラインと呼ばれる清流木曽川の犬山橋のほとり、見晴らしの良い山の中腹にある寺院。


2008年の元旦の様子。
風が強くて凄く寒かった。




さらに有名なのが豊川稲荷

愛知県の東の果て、豊橋から少し内陸に入った所にある。




ともに名鉄線沿いにある大きな場所である。


名古屋鉄道のWebサイト
内、路線図より。








この豊川稲荷三大稲荷の一つと数えられている。
稲荷神社は京都の伏見稲荷を総本社としているが他の後2つは地域によって異なる。


豊川稲荷妙厳寺とも呼ばれ、日本独特の宗教をひとまとめにしてしまった神社と寺のフュージョン型でもある。








年末のあわただしさから一夜開けると、そこはお正月ムード。
一年の中で劇的にふいんき(←何故か変換できない)が変わる24時間だ。

名駅地下街では誰も急いでいない。
何とも言えぬまったりとした空気が漂う。



名鉄名古屋駅。

かつて新名古屋駅と呼ばれたこの駅は、名古屋を中心に放射状に走る名鉄電車の中心的駅。


真ん中のホームを挟んだ二本のホームに、次から次へと列車がひしめき合う。
その数たるや尋常ではない。
ちょっと待っているだけでほとんど3分おきくらいに入ってくる。



名古屋から名鉄特急に揺られることおよそ一時間、国府(こう)駅で豊川稲荷行きに乗り換える。


名鉄特有のトマト色の電車(右)と通称「流し台」(左)




窓の外に流れるのどかな風景。
名古屋に比べて山が近い。

あの山の向こうが天竜奥三河国定公園。




およそ10分ほどで到着、終点豊川稲荷駅で下車。

初詣カラーに染まっている。
熱田神宮ほどの混雑はなく、人の流がぞろぞろと穏やかに進む。




比較的新しい駅舎。

実はこの駅舎は飯田線の豊川駅。
名鉄の豊川稲荷駅と隣り合っている。

駅前ロータリーにはキツネのオブジェが・・・。




そして路肩でもキツネがお出迎え。




ちょっとレトロで味のある商店街を進む。

 

意外と人が少ないな・・・そう思ったのはつかの間。




だんだん人が増えてきた。




門をくぐり敷地内に入るとその人の多さに圧倒された。
たぶん電車で来る人よりも車で来る人が多いのだろう。

「拝殿まで60分」

あはははは・・・・。
待つしかねぇな

年始からイライラするのもなんだし、気長に待ちますか・・・。
少しづつ、少しづつ、にじにじと進む。



並んで待つこと60分。
まあいいか、正月だしやることないし。

 

ようやく詣でる事が出来ました。




待ち時間60分
詣で時間3分

音楽コンクールのような状態。






さて、豊川稲荷というからには稲荷の象徴でもあるキツネがあるはずだが、見当たらない。
いま詣でたのはお寺のほうだ。


「まあそう急くなよ」




敷地内にこの豊川稲荷のメインともいえる一角がある。

この図では右上の端にある霊狐塚というところ。




のぼりがたくさん立てられた奥の道へと進む。




妙な雰囲気の場所だ。




さらに奥へと進むと・・・。




おお、あれが霊狐塚か。







ん?







うわああああああっ!




何だこの数は!

犬が犬が犬が犬が犬が!

犬じゃねぇよ




そこにはおびただしいほどの数の狐狐狐狐狐狐狐狐!



その数は千体を越えるらしい。



どれも同じ様な石質だし、形もほぼ同じようだ。

毎年奉納されて徐々に増えていったのだろうか?
そして今も増え続けているのだろうか?




そしてさらに奇妙な光景

たくさんの人が岩にへばりついている。

このアリ塚のようなものは、岩の間の小銭を取れればお金持ちのなれるといういわれのある塚。
もしご利益あって儲かったら、お礼に岩の間に小銭を挟んでゆくという慣わしがあるそうです。


ちょっと覗き込んだら正月モードだったのでたくさんの小銭があった。
みんなちゃんと返しに来いよ。




当然いたずらされてしまいます。

「おまえら覚えてろよ。」



何か間違っている。






敷地の端の端、人の来ないような場所にひっそりと置かれた小さな狐たち。

 

恐らく昔のもので、質感の違うものや破損したものなどがあった。

なにやら見てはいけないようなものを見た気がした。


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