HEIKO WUNDERLICH氏とはどんな人なのか?


自分の使っている弓が、どんな人が作ったのかは非常に興味深い。
気に入って使っているのだから、その人には最大限敬意を表したい。

HEIKO WUNDERLICH氏とは一体どんなお方なのか?

インターネットで調べてみるとこんなページに行き着いた。


バイオリンショップミズノ弦楽器さんのページより引用。

As a child Heiko Wunderlich lived in his uncle’s house, who was bow-maker Arthur Thomae.He observed him daily at work and so discovered his love for bow-making at a very early age.He acquired the feeling for music from his father who was a professional musician and studied the violin for several years.
Due to his talent he had the chance to learn the profession of bow-making in the renowned workshops of H.R. Pfretzschner, where, after finishing his training, he stayed on as an apprentice for a couple of years.
After his trade examination he became self-employed in 1990. Due to his fascination with the elegance of French bow-making and the sound training at H.R. Pfretzschner’s workshops, he soon developed his own model.
Heiko Wunderlich only uses carefully selected timber. His bows match the highest standards in quality, are strong in the stick and easy to play.
(Wunderlich工房からの挨拶文から引用)



う〜ん、なかなかいい男!
写真で見るとまだお若い、30代か40代か。

ふむふむなるほど・・・


・・・・


英語じゃねえか!

ドイツ語で書かれるよりはまだよっぽど意味がわかる。
そういえば学生時代にドイツ語学んでいた記憶もあるが、英語の方が馴染みがある。


とは言え何となく意味はわかるのだが、所々に知らない単語が混じっている。




こんな時便利なのはインターネット。
自動翻訳ソフトを使ったサービスがたくさんあり、辞書を片手に苦労する間もなくほんの一瞬で翻訳を終えてしまう。
この際、翻訳サイトで一発変換してしまおうという他力本願な試み。


それにしても便利なサービスがあるもんだ。
訳したい文章を右クリックしてコピー、翻訳サイトに貼り付けてボタン一つ押すだけ。
英語→日本語も日本語→英語、そのほかの言語のサービスをやっている所もある。



そういえば翻訳ソフトを使って日本語を英語に訳し、その英文を再び日本語に訳させるという遊びがあったな。

エキサイト翻訳にて

「この日本語の文章がどのようになるのか、験しに翻訳してみました。」

「How does these Japanese sentences become, and effect was translated.」

「 これらの日本文はどのようになるか、そして、効果は翻訳されました。 」

と、直訳の直訳は絶妙な文になる。
意味はわかりますが。





さっそく翻訳サービスのサイトを検索して、Wnderlich氏の挨拶文を翻訳をしてみたところ・・・


エキサイト翻訳

子供Heikoウンダーリヒが彼のおじの家に住んでいたとき、だれがお辞儀メーカーアーサーThomae.Heであったかは仕事で彼を毎日観察して、したがって、非常に前のage.Heでのお辞儀作成への彼の愛がプロの音楽家であった彼の父親から音楽に関する感じを取得したと発見して、数年間バイオリンの勉強しました。
彼の才能のため、彼には、彼が訓練し終えた後に彼が2、3年間見習いとして残ったH.R.Pfretzschnerの有名なワークショップにおける、お辞儀作成の職業を学ぶ機会がありました。
彼の貿易試験の後に、彼は1990年に自営業の者になりました。 フランスのお辞儀型とH.R.Pfretzschnerのワークショップでの音のトレーニングの優雅への彼の魅力のため、彼はすぐ、彼自身のモデルを開発しました。
Heikoウンダーリヒは慎重に選択された材木を使用するだけです。 彼のお辞儀は、品質で最も高い規格を合わせて、棒に強くて、プレーしやすいです。

?????

まあ当然、翻訳ソフトは自動直訳なので、気の効いた文章になるなどとはこれっぽっちも思っていませんでしたが、さすがに前後の流れから単語を的確に訳すのは難しいとみえた。

bow=お辞儀・会釈、このような意味があるとは初めて知りました。
人名などの固有名詞の辺りは苦労しているのがわかります。
さすがに直訳では三人称の「彼」が多いです。
フランスのお辞儀型って何ですか?
stickがと訳されてしまうのは致し方ない。棹(さお)というのは弓の専門用語。
「プレー」という日本語はまかり通っていますが、この際最後までがんばって訳して欲しかった





Yahoo!翻訳

子供たちハイコウンダーリヒが彼のおじの家に住んでいたので、毎日彼を観察される会釈-メーカーアーサーThomae.Heでした働いて、そして、非常に初期のage.Heの会釈-メイキングに対する彼の愛情がプロの音楽家であった彼の父から音楽に対する感受性を得ることをわかって、そして、数年間のバイオリンを勉強しました。
彼の才能のために、彼にはH.R.の有名なワークショップで会釈-メイキングの職業を学ぶ機会がありました。彼のトレーニングを終えた後に彼が二年の間見習いとして留任したPfretzschner。
彼の取引試験の後、彼は1990年に自営業になりました。フランスの一礼する優雅さとH.R.の堅実なトレーニングに対する彼の魅力のために。Pfretzschnerのワークショップ、彼はすぐに彼自身のモデルを開発しました。
ハイコウンダーリヒは、慎重に選ばれた材木を使うだけです。彼の会釈は品質で最も高い標準にマッチして、棒で強くて、するのが簡単です。


HEIKO=ハイコ。ドイツ語なのでヘイコ
「子供たち」増えてどうする。
「会釈−メイキングの職業」ってあたり、翻訳ソフトの「なんかおかしいんだよな〜」って感じが伝わってくる。
「フランスの一礼する優雅さ」かぁ・・・フランスの風習とか、別の何かみたい。
「慎重に選ばれた木材を使うだけです。」謙虚なお方だ・・・。

※(EDIT)正しくはドイツ語の二重母音にあたり、「ei」は「ハイ」と発音するのが最も近いと思われます。
「ハイコ・ヴンダーリッヒ」氏。
もしくは「ハイコ・ヴンデルリヒ」氏か。
「バンデルリッヒ」氏と読む場合もある。




OCN翻訳サービス

毎日、弓メーカーアーサーThomae.Heであった彼のおじの家に住んでいる子供ヘイコウウンダーリヒとして彼が仕事中に観察し、従って、非常に早い年で弓作ることへの彼の愛情を発見しました。彼は、プロフェッショナルなミュージシャンであり、数年の間バイオリンを調べた彼の父から音楽のための感覚を取得しました。
彼の才能のため、彼は、彼がトレーニングし終わった後に2、3年の間彼が見習いとしてonに滞在したH.R. Pfretzschnerの有名なワークショップで弓制作の職業を学ぶチャンスを持っていました。
彼の貿易調査の後に、彼は1990年に自営になりました。 フランスの弓制作の優雅さを持つ彼の魅惑、およびH.R. Pfretzschnerのワークショップでのサウンドのトレーニングのため、彼はすぐ彼自身のモデルを開発しました。
ヘイコウウンダーリヒは、慎重に選ばれた材木を使うだけです。 品質の彼の弓マッチ最も高い標準は、棒に強く、遊びやすい。


「弓メーカー」!!!
やりましたね!ようやくbowを弓と認識してくれました。
かなりがんばって意訳してくれているのがわかる。
「フランスの弓製作の優雅さを持つ彼の魅惑」なんて、弓のことをわかっていなければ訳せませんぜ!
その割には最後に、playを遊んでもらっては困ります。我々は仕事として一生懸命演奏していますので・・・。





翻訳:@nifty

子どもHeikoウンダーリヒが彼のおじの家で暮らしたとともに この人は弓メーカー、アーサーThomaeでした。彼は彼を観察しました、働いて毎日、したがって、非常に若い年齢で弓を作るために彼の愛を発見しました。彼は、専門の音楽家で、数年間バイオリンを研究した父親からの音楽に対する思いやりを得ました。彼の才能により、彼は、H.R.Pfretzschnerの有名なワークショップの中で弓を作る職業を学習する機会を得ていました。そこでは、彼のトレーニングを終了した後に、彼は2、3年の初心者として居残りました。貿易検査の後、彼は1990年において自営業になりました。フランスの弓製作の上品およびH.R.Pfretzschnerのワークショップの音トレーニングを備えた魅力により、彼はすぐに自分のモデルを開発しました。Heikoウンダーリヒは単に注意深く選択された材木を使用します。彼の弓は、質で最も高い標準と一致します、杖において強く、演奏するのが簡単です。

(ちなみにlivedoor翻訳でも全く同じ文章の結果が出ました。)

「彼は彼を観察しました」って、おじがWunderlich氏を見たのかその逆なのか?
初心者として居残ったんですか。
杖!「弓は魔法使いの杖」と言われています。





so-net翻訳

子供たちハイコウンダーリヒが彼のおじの家に住んでいたので、毎日彼を観察される会釈-メーカーアーサーThomae.Heでした働いて、そして、非常に初期のage.Heの会釈-メイキングに対する彼の愛情がプロの音楽家であった彼の父から音楽に対する感受性を得ることをわかって、そして、数年間のバイオリンを勉強しました。彼の才能のために、彼にはH.R.の有名なワークショップで会釈-メイキングの職業を学ぶ機会がありました。彼のトレーニングを終えた後に彼が二年の間見習いとして留任したPfretzschner。彼の取引試験の後、彼は1990年に自営業になりました。フランスの一礼する優雅さとH.R.の堅実なトレーニングに対する彼の魅力のために。Pfretzschnerのワークショップ、彼はすぐに彼自身のモデルを開発しました。ハイコウンダーリヒは、慎重に選ばれた材木を使うだけです。彼の弓は品質で最も高い標準にマッチして、棒で強くて、演奏するのが簡単です。

がんばっているのはよく判るんですが・・・。
彼の弓の品質は高いのか標準なのかどっちなんだ?
演奏するのが簡単な弓、とても理想的です。









整理してみると、この文の中には4人の人物がいます。
(ここで言う彼はすべてHeiko Wnderlich氏本人を指すこととします。)

まずHeiko Wunderlich氏本人、
そして彼のおじであるArthur Thomae氏
Wnderlichの父親
そしてH.R.Pfretzschner氏



Arthur Thomae氏は彼のおじであり、弓職人であった。
彼の父親はバイオリニストであった。
H.R.Pfretzschner氏はドイツの有名な弓製作家。
H.R.Pfretzschner氏に弟子入りし、そこで弓製作を習った。
「取引試験」、「貿易試験」はドイツの資格試験のことか?



以上のことから

弓職人であった叔父の家に住んでいた彼は、幼少の頃からその弓製作の様子を見ていて、非常に若いうちから弓職人への道を志す。
バイオリニストであった彼の父親からバイオリンの手ほどきを受ける。
彼は持ち前の才能を生かし、H.R.フレッチナー氏のもとで数年間弓製作の修行をする。
製作家としての資格を得ると、1990年に独立、フレンチボウの優雅さとフレッチナー氏に教わった製作技術と彼の音楽性を生かし、彼自身のモデルを製作した。
厳選された木材のみを使用し、高い品質を誇る彼の弓はとても演奏がしやすいのだ。

なるほど、こんなところではないだろうか?
(この文章に関する事柄が原因で起きた不利益に関しての責任は負いませんのであしからず。)

専門用語の混じった文章をそれらしい文章にすることは容易ではなく、かなりの意訳が必要になる。





こんな話を聞いたことがある。

楽器店で働いているその人は海外生活の経験もあり、外国語課の大学を出ていて、日常会話程度なら同時通訳も難なくこなすほど英語に長けていた。
しかし、楽器店という実際の現場では、音楽に関する専門用語が多く、日常会話とは違った知識が必要で非常に通訳が難しいらしい。




というわけで、本家本元、Heiko Wunderlich氏本人のサイト
(ドイツ語です。)


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