台風明けの矢作川を見に行ってきた。
2004年6月21日から翌22日早朝にかけて、中部地方は台風に襲われました。幸い、かつての東海豪雨のような壊滅的被害もなかったようで一安心、道路崩壊の情報もなかったので行ってみました。念願のあれを見に。
流れの速い雲間からは青空、多少風が残るものの爽やかに晴れた早朝。
まずは越戸ダム。
普段は放水も少なく、穏やかなダム湖は近くの学校のカヌー部の練習場になっているが今日は流れがある。
ゲートにたくさんの流木が引っかかっていました。
盛大に放水していました。多少落差があるのでかなりの迫力です。
上流にさかのぼること車でおよそ10分、
阿摺ダムがあります。
全ゲート大開放中です!!
ドォォォーっと大きな音がしていました。
この写真のすぐ左の道の脇に集落があるのですが、住民の方々が早朝から道路に散らばった落ち葉の掃除をしていました。
このダムにはライブカメラがあります。リアルタイム(静止画)で見ることができます。夜でもライトアップしてることがあります。
さらに上流にさかのぼります
百月ダムの様子。
「どうづきだむ」と読みます。
ダム直下と下流の様子。増水具合がよく判ります。
道の対岸が崩れているところがありました。台風の威力はすごい。
増水時に不用意に川に出かけるのは大変危険というのがよくわかります。
出かけておいて言うのは説得力がありませんが・・・
さらに上流へ、慎重に進みます。
矢作第二ダムは静かに放水していました。
さっきからダムばっかり見ていますが・・・・
そう、あれとは、この先にある大きなダム、
矢作ダムの放水。
このダム、過去に何度も訪れているものの、堤体から放水しているのを見たことがない。物言わぬ静かなダムなのだ。
途中の電光板でも珍しく「放水中」の表示が・・・
そしていよいよ矢作ダムへ到着・・・・
し〜ん・・・
あ、あの・・・・・・もしもし?
減勢池に溜まった水から想像するに、放水があった形跡。
一足遅かったか!?
ダム湖の様子。取水口には流木がいっぱい引っかかっていました。
矢作ダムよりすぐ上流、これより先倒木のため通行止めだそうです。
初めて放水が見れると思ったのに残念!
しかし台風直後の増水した川は非常に危険ということもわかりました。
もっと早く(嵐の中)来れば見れたかとも思いましたが、どんな災害に巻き込まれるかわかりません。
というわけで今日はここで転進。