廃線跡を歩いてみた。
名鉄三河線は多くのファンに惜しまれつつも、やっぱり廃線になってしまいました。最後の列車はたくさんのファンに見送られて走ったそうですが、あいにくその日は遅くまでお仕事だったので見ることができませんでした。夜中に様子を見に行ってみたら、さっそく駅の看板や踏み切りの撤去作業を行っている最中でした。
そんなわけで、
廃線からほぼ一月後、線路の様子を見に行ってきました。
御船石の辺りから、こっそり線路に行ってみました。錆びた線路、バラストと枕木の上は歩きづらく、何があっても自己責任です。
三河御船〜枝下間、西中金方面に歩きます。早速草が侵略してきています。
鉄橋です。上には東海環状自動車道(当時まだ工事中でした)の高架が通ります。鉄橋の両側は工事バリケードでふさがれていました。
んでもって後日・・・
今度は枝下(しだれ)駅から猿投方面に向かって歩いてみました。
これは枝下駅から西中金方面を見た。上に猿投グリーンロードが走る。
この方向に歩き出します。
この先は三河線の中でも最も人里離れた所を走るワンダーな部分。
実はかつて付近の道路から線路脇まで行こうとしたが、ほとんど道路との接点がなく、車窓からしか見ることができない不思議な光景が続く。
落ち葉がいっぱい積もっています。所々竹が倒れて線路を横切っていました。
足場が悪くて歩きにくいですが、何が起こっても自己責任です。
急に開けたところに出ました。
ああ、車窓から見た風景だ…。ちょっと感動。
さらに行くと陸橋があります。数少ない道路との交点です。なぜかこの付近だけ雑草がほけほけと多く生えています。
この上から見たらどんな風景なのか、非常に興味が沸きます。
ちなみに上から見るとこんな感じに見えます。(以前撮影した写真)
さらにまっすぐな線路が続きます。
かつて踏み切りがあった場所は線路は分断され、バリケードが作られていました。
そしてさらに行くと…
鉄橋のこちら側に来ました。上は東海環状自動車道、向こう岸は以前訪れた場所。
来た線路を引き返します。
切通しです。かつてここを轟音を立てながらレールバスが走っていたかと思うと感慨深い。
ようやく戻ってまいりました。たけのこが元気です。
枝下駅に描かれた、今はなき落書き。妙に悲しくなった…。