外呑みのすすめ


時は5月も末。
暑くもなく寒くもなく、いい季節になりました。


たとえば仕事を終えて、あとは電車で帰宅するのみ。
駅までの帰り道、これから仕事に向かう景色と違い仕事を終えてから見る景色は一味違う。


景色を眺めつつ夜風に吹かれ、時間に追われずに駅に向かう道すがら。
そうだ、晩酌をしよう!

そんな想いで多くのサラリーマンが、ふらふらと赤提灯に吸い込まれてゆく。


外で呑むという話をしたら「金あんな〜」という反応が返ってきたことがある。
ああそうか、一般的には外で呑むというのは家ではなくで呑むということになるのか。
たしかに。


ここで言う外とは野外のこと。
仲間と共に居酒屋でワイワイするのも楽しいが、誰にも関わらずに静かな場所で独り酒を楽しみたい、こんな欲求もありではないか。

途中にコンビニでもあれば缶ビールで買うて公園のベンチでプシっといきますか。



そんな時に強い味方、スキットルボトル。

キャンプや登山で酒を入れて持ち歩くアイテムだ。
嗜好品と言うよりもエマージェンシー的なもので、アウトドア用品で扱っている。

大きさも様々だがしぶーのは3ozのものがお気に入り。
中身は少ないが手の中にすっぽり収まる。


専用の漏斗も便利だ。というより必需品かも。

ステンレスのもの、ひとつは自分で周りに革を貼った。


持ち歩くだけでも楽しいこのボトル、仕事中の鞄の中に酒が入っている。
何ともいえない背徳感がある。
呑まないにしろ、ここにすべてをぶち壊す破壊力のあるものが存在すると考えるだけでわくわくする。
すべてぶち壊れるのは自分自身の社会的信用とかだけど。



【広告】




コンビニで仕入れたおつまみ各種。


要冷蔵のものでなければポケットや鞄に忍ばせておくのも楽しい。



ボトルにお気に入りのウイスキーを半分ほど入れて持ち歩き、出先で水を足して水割りを楽しむ。

このボトル、注意書きにもあるように中身の長期保存には向きません。
数日中には飲んでしまうに限る。

あまりに見た目が酒だと不都合ならばさらにポーチなどに入れるとよいだろう。
そこまでして持ち歩く必要があるのか。
いやいや、そこまでするから面白い。

さすがに公園や路上でおおっぴらに酒を煽るという行為は微妙にいいものではない。
そこで飲酒することが不適切でない状況(お祭りとか観光地とか)でもない限り、もしそんな人を見かけたら関わらないように避けて通るだろう。
だからこそ背徳感がたまらいない。

 
誰もいない夜の公園って何でこんなに楽しいんだろう。

手の中に隠しつつ、見た目はあくまでも平静を保ちつつ、でもつまみを齧りつつ晩酌を楽しむ。
ある種場所を選ばない最高の贅沢とも言える。

夜の公園の開放感に浸りながら、都会の夜景の中、まだ働く人々を見下ろしながら、眺めのいい川原の土手に腰掛けて、流れる都会の明りを眺めつつ、帰りの電車の中で・・・。
治安の悪い場所は避け、楽しむ場所は無限にある。

そう、これは酒を楽しむというよりも酒を呑むという行為を楽しむのだ。

そういえば一時代昔、人気のない公園などはアベック(と、それらを覗くデバカメ)のメッカだった。
都会では人のいない暗がりを探すほうが難しい時代だったが、最近とくと見かけなくなった気がする。
治安の悪化のせいなのか、若者の草食化のせいなのか。


未成年、飲酒してはいけない場所、自動車の運転や機械の操作など、法で禁じられた状況での飲酒はやめましょう!
また法に触れずとも一般常識的に適さない時間帯やあまりにも公衆の面前でのおおっぴらな飲酒など、
公序良俗に反する行為、不審者と見まがう場所、社会的に顰蹙を買うような場所での飲酒にはくれぐれも配慮しましょう。

習慣的な飲酒や過度の飲酒は健康を損ねる恐れがあります。
お酒はほどほどの量を楽しみましょう。


酒を入れて持ち歩くのがあまりにもはばかられる場合、ユン○ルなどの栄養ドリンクを入れて持ち歩くのも良し!
(匂いがしばらく取れなくなったけど)

アイディア次第で活用し放題!


(2015.5.26)


【広告】


趣味の部屋に戻る

TOP

inserted by FC2 system