我が家に機械獣がやってきた


おかげさまで、日々平穏に暮らしております。

夏の暑さにやられ、簡易夏バテになりながらも、働いては食っちゃ寝という毎日が過ぎてゆく。




正直、夏は苦手である。

しかし、暑いからといってそうダレた生活をしていてはいけない!
人間もっとアクティブに生きねば。






嫁の誕生日も近い。

そこで、平和な我が家を震撼させる恐怖ロボを送りこむことにした。











機械獣。

セガトイズから売り出されている夢ことり









本物のことりの鳴き声です♪
鳴き声に合わせてくちばしを動かします♪
背中をなでるとよろこびます♪
のどをなでると首を振ります♪



この大きさにして何たる多機能!
一時代昔の電動玩具など比べ物にならないほどのハイテク満載、あしゅら男爵も真っ青の機械獣。

ゆくゆくはコ□助(一字伏字)やアラしちゃん(一字伏字)も夢物語ではない勢いである。

※永井豪の名作漫画「マジンガーZ」に出てくる悪役。
Dr.ヘルの手下としてバードスの機械獣を操り日本侵略を企む。
体の半分が男、半分が女という姿は、連載から30年以上経った今でも忘れられないほどのインパクトがあった。






しかし・・・この機械獣が

喜ぶのか!?




ギョロギョロギョロ・・・







背中には中にボタンがあってスイッチになっていました。

 

のどの部分にはタッチセンサーが入っていて、撫でると首を振る。

左右に首を振ると「カタンカタン」と音がする。

鳴き声は本物のオカメインコからサンプリングしたらしい。

「キョッキョッ」
「フィーフィーフィー!」
「ギギャーギギャー!」
「チュイー!」

うむ、これは確かにオカメインコの声だ。



確かにそうなのだが、本人の感情を無視していないか?









ギャロッ、ギャロッ!








しかし・・・


ぶもーん・・・

この体型といい、大きさといい、姉妹品のセキセイインコとパーツが共用だから仕方がないのか。

うーむむむ・・・

最初のうちはこの不リアルさに違和感を覚えたが・・・。










なんか妙にかわいいぞーーー!



哀愁漂う後姿は本物そっくりだ。






しまった、これではすっかりあしゅら男爵の思うツボ、すっかり機械獣の魅力にやられてしまっている。




いやいや、真の恐怖はこれから始まるのだ。




・・・・?



ご対面。

「フー。」と申しております。


さすが野生の勘、ただならぬ侵入者に恐怖を抱いているのか?

負けるなオカメ!
先住民として、生オカメとして!



しかし、ついに奇跡が。

機械獣と生オカメがついにニアミス!

種別を超えた友情が芽生えたか!?


しかしオカメ太郎、気をつけろ。
そいつは恐怖の機械獣だぞ。




からくりはコレ。

大好きなで誘き寄せただけ。


先ほどは派手なパッケージが怖かっただけだと思われます。

この人は今まで本物のオカメインコの姿を見たことがありません。
自分も人間の姿だと信じて疑ってないようです。

今さら鳥の形をしたものを見ても敵とも仲間とも思わず、全く興味もないようです。


「布、萌え〜!」

真横を素通り。


お〜い!


ところで、オカメインコは背中をなでると喜ぶのか。
そいつは知らなかった。




早速、うちのも喜ばしてやろう。







「ギャーーーーッ!!」


「ギャーーーーーッ!!!」


「ギェーーーーーーーッ!!!!」

襲われた。







おかしい。


背中や喉を撫でると喜ぶのではないのか?
本物相手に信じてうかつに手を出すと、とんでもないことになる。



恐るべし機械獣!






 
「頭、掻けよオラ。」

やっぱりここだよなぁ・・・。


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