折々のお料理

飽くなき食欲が生んだ料理や食の研究

ダシ割りが美味い!


お酒をたしなむのに、色々な呑み方がある。

しぶーのは日ごろからお酒を楽しむが、世の中でいわゆる酒呑みと言うほど詳しくはない。




そんな中、ちらりと小耳に挟んだ呑み方。




それはダシ割り




どうも一部の地域ではよく呑まれているようで、おでん屋さんでの裏メニュー的な存在でもあるらしい。

それは熱燗の残りにおでんのダシを注いで割るというものらしいのだが、聞いただけで味の想像はつく。

そして美味いに違いない。


しぶーのが詳しくないだけで、もしかすると常識なのかもしれませんが。







というわけで、おでんです。

魚岸揚げは好みで追加しました。




今回は具よりもダシがメイン、なので汁だばだばです。

ダシも追加しました。




しょっぱい系のお酒と言えばひれ酒骨酒がある。



初めて呑んだ時にはその美味さと、酒とつまみを一緒にしてしまえ感に大変驚いたものだ。






さて、ダシ汁がメインなので煮込みもそこそこ、さっそくいただいてしまいましょう!



うんうん、確かに美味いね!

アサリの酒蒸しとか、酒の効いた料理のようだ。
うっかり酒を飛ばし忘れたやつね。


ダシだけ飲むのもイケるので、これは美味くないはずはない。


塩の効いたお酒はきりっとしたうまみがあり、あまりの美味さに調子に乗って何杯でもいけてしまう。

おでん屋さんで最初からコレを頼み続けたらたぶん顰蹙だろうし、塩分過多も心配だ。
お店で呑む時には締めの一杯の感覚でいいかもしれない。


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そのしょっぱさが結構お気に入りだったりする。

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時間がたっておでんが煮込まれて白濁した汁でももちろん美味い!

日本酒をベースにすればほんのりと甘いみりんの効いた料理のような美味さ、焼酎を使えばもっと酒感が強くなる。







しかしこの美味い酒、日ごろからもっと手軽に楽しむ方法はないものか?



そうだ、おでんつゆだけつくって割ってみたらどうだろう。



昆布ダシをさらさらさら。


ダシとしょうゆを入れてひと煮立ちさせただけ、いわゆる過去にやった簡単吸い物ではないか。

酒に注いで割る。


ああ、なかなか美味である。

これでいい。



もっと気軽に楽しむにはコンビニでおでんを買ってきたり、市販の吸い物の素を使ってもいいのではないだろうか?




と、いうわけで・・・。



うむ、まあそこそこ美味い。

完全に予想できた味なのであまり驚きはない。
当然ながら酒蒸しのような味になるので料理と思えば違和感はない。




何やってんだか。

うん、「いつものあの味に酒が加わった」いう味。

決して不味くはないのがなんとも言えねえ・・・。

ここまで来るともはや酒が入っている味に麻痺してしまっているのか。




こんなふうにお好みでいろいろぶち込んでみるのも楽しかろう。

そのうちにカレーに日本酒とかとんでもないものが流行ることもあるかもしれない。

チャレンジされる方はすべて自己責任でお願いします。








ん?








言っておいて、そのままってか?






いやいや、わざわざそれだけのためにカレーを・・・







カレーじゃねえか!




うううううむむむ。

ふうううううん・・・・ほおおおお。


微妙にイヤなビジュアル

まあ赤ワインで煮込んだという料理もあることですし、そんなに不味いと言うものでもない。


しかしここまで来ると、もう何でもいいのではないか?


酒が好きなら何で割っても美味い!
と言うのが結論なのではないか?




ふと疑問に思った、味噌汁でやったらどうなるのだろうか?



ぶげっ!

合わねぇ!
日本酒が入った甘い味噌汁、これは不美味であった。



お酒は二十歳になってから。
自動車等の運転禁止など法令を守り、ほどほどの量を楽しみましょう。
呑みすぎ、塩分摂りすぎに注意しましょう。


〈2016.2.29〉


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